結婚できないかも…! 絶対に同棲してはいけない「男性の特徴」

文・沙木貴咲 — 2022.12.16
好きな人といつも一緒にいられる同棲は最高と思うかもしれません。でも一方で、「同棲をすると結婚が遠のく説」があるのも事実。結婚を意識するなら、同棲は必要なのかどうか…? 詳しく見ていきましょう。

婚約はしている?

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あなたに結婚の意志がないならまだしも、適齢期を迎えていて「今の彼氏とはいずれ結婚したい」と考えるのであれば、同棲する前に婚約したほうがいいでしょう。
特に彼が同棲に積極的で、あなたは「本当に今のタイミングで一緒に住んでいいのかな?」と不安に思う場合、婚約を一緒に住む条件にすると良さそうです。

男性の多くは結婚に対して慎重で、覚悟を決めたとしても「結婚するって具体的に何をすればいいの? 婚姻届を出せば終わりじゃないの?」という曖昧さを持っています。
私は結婚と離婚を経験していますが、元夫はプロポーズだけ自分からしたものの、その後はまったく動きませんでした。怠慢というより「何をすればいいのかわからなかった」が真実だったでしょう。

また、同棲したことで結婚の話をしづらくなるパターンもあります。

  • 彼女といつも一緒
  • 家事や生活費を彼女と半分こできるのでラク
  • 同居しているだけだから責任を負わなくていい

ざっと見るだけでも同棲は男性にとってメリットが多く、結婚を望む女性には不都合なものです。「好き」という気持ちと勢いだけで同棲を決めるのはやめたほうがいいでしょう。

彼はあなたの両親に挨拶してくれる?

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「同棲するだけなのに、親に挨拶なんて大げさな…」
そんなことを言う彼との同棲はナシです。どんなに好きでも諦めるのが賢明でしょう。

この何気ないひと言には彼女に対して責任を負いたくない気持ちがにじみ出ていて、彼女の親に会いたくない不都合(同棲はしたいけれど結婚は望んでいないなど)を何か隠しています。
真剣さが感じられないだけでなく、幼稚で自分勝手な人間性も浮き彫りになるのです。

二十代も半ばを越えていれば、「同棲する前に親御さんに挨拶したい」と自分から言うのが常識。また、お互いに適齢期を迎えているとか付き合いが長いのに、結婚の話ナシで彼が同棲を求めるなら警戒したほうがいいでしょう。

その同棲、女性だけに負担がかかっていない?

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同棲はお互いが住まいを持ったまま家を行き来するのとは違い、家財道具を処分したり、転職の必要があったりするものです。

たとえば遠距離恋愛をするカップルがいたとして、一人暮らしをしていた女性が住まいも仕事も整理して彼の住む街へ引っ越した場合、「ケンカしたから同棲解消」とは気軽に言えません。帰る家はなく仕事も変えているのですから、同棲は実はかなりのリスクをはらんでいるのです。

また、実家住まいの彼が彼女の家に移り住んでくる場合、「洗濯機の使い方がよくわからないから」「キッチンを勝手に使うと悪いから」と言って、彼がいつまでもお客さま気分でいるかもしれません。

同棲にまつわるリスクと家事・生活費の負担は、最初にキッチリ話し合った方がいいでしょう。彼に押し切られる形でなあなあにすると、女性だけに負担がかかる同棲になってしまいます。

  • 同棲はしたいけれど仕事は辞めたくない
  • 知り合いがまったくいない街に引っ越したくない
  • 家賃も生活費も折半
  • 家事は完全分担にしたい

あなたにこんな考えがあるなら、同棲前に遠慮しないで伝えることが大切です。

「好きだから」で同棲を決断しない

「好きな人とずっと一緒にいたい」は当然の思考ですが、同棲はそれだけでは成立しません。これまでの生活を整理することになるので後戻りするのは難しく、「好き・嫌い」という感情だけで片付かないことが多いのです。

結婚と同じく、同棲は生活そのものです。
その後の人生までよく考えた上で、お互いに責任が取れるなら一緒に住む決意をするといいでしょう。そのくらい重くとらえたほうが失敗を回避できますし、結婚にもスムーズにつなげられるはずです。


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