どうにも納得できない…! 超イラッとする「職場の人のNG態度」3選

文・菜花明芽 — 2022.10.30
職場でうまくやりたいと思うものの、気が合う人とそうでない人がいるのでみんなと良好な関係を築くのは難しいですね。そのため、相手の何気ない言動にイラ立ちを覚えることは珍しくありません。そこで、今回は“イラっとさせられる「職場の人の態度」”をご紹介します。

自分のことを棚に上げて人の悪口ばかり言う

職場トラブル イラッ 怒る 呆れる 体験談 エピソード 上司

「ある同僚は、暇さえあれば職場で井戸端会議をしています。その日も『新入社員の〇〇さんのことなんだけど』と、眉間にしわを寄せて話しかけてきました。すると『〇〇さんが作る資料って出来が悪いのよ』『それにやることも遅いし』と案の定、人の悪口ばかり。

でも、よく愚痴るこの同僚…実は課長の娘で、いわゆるコネ入社なんです。みんな気を遣って本人に何も言わないけれど、仕事ができないのはむしろ同僚の方なのに…。自分のことを棚に上げて、人の陰口しか叩かないので呆れて物が言えません」(美波・仮名/28歳/事務)

どこにでも口を開けば陰口ばかり叩く人がいるようですね。よく「人の振り見て我が振り直せ」と言いますが、まず自分がしっかり仕事と向き合うことが大切です。また誰かを批判する暇があったら、その分スキルアップに力を注ぎましょう。

自分の非は一切認めない

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「最近、転職して新しい会社に勤め始めました。私の教育係になった上司は何かとガミガミうるさい人なんです。ある日、その人に『この書類間違えだらけじゃないの! 』と突然怒鳴られて。身に覚えがなくキョトンとしていると、隣のデスクの人が『それは自分が作りました』と名乗り出たのです。すると『今度から気をつけてくださいね』とまるで別人のような振る舞い。

私のミスと勘違いしたのだから、まずは謝罪してよ! と思ったのですが…。一切自分の非を認めない上司にとても腹が立ちました」(香澄・仮名/27歳/総務)

上司は他人に厳しく自分に甘いタイプのようですね。今回のようにあらぬ疑いをかけられたら、黙っていないで「私ではありません」と毅然とした態度を取りましょう。きちんと意見することで上司の理不尽な対応を減らしたいところです。

気分次第で態度がコロコロ変わる

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「月末はとても仕事が忙しくなります。その日、残業する同僚が気がかりだったので、帰りに様子をうかがうことにしました。しかし、目が合うなり『邪魔だから帰って! 』と罵声を浴びせてきたのです。

心配したのにあんな態度を取らなくてもと腹を立て帰宅。すると、次の日『昨日はキツイ言い方をしてすみませんでした』と同僚が笑顔で話しかけてきて。
本人は気持ちが切り替わったのだろうけど、感情任せに発した言葉が帳消しになる訳ではないのに…。気分次第で態度を変えられても、それについていけません」(梨花・仮名/31歳/医療事務)

自分の感情を抑えきれず、後先考えないで発言してしまう人っていますね。イライラして負のスパイラルに陥り、その結果人を傷つけてしまうのではないでしょうか。もし相手が多忙なら、刺激しないようこちらから距離を置くのもひとつの手です。

以上、“イラっとさせられる「職場の人の態度」”をご紹介しました。

今回のように職場では一緒に働く人に気を遣うことが少なくありません。波風立てず過ごすことも大切ですが、相手に気持ちを伝えるために自分の思いを口にする必要もあるでしょう。お互い気持ちよく働ける環境作りを心がけたいものですね。


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