Private Detective Spying. Investigation And Surveillance

不倫相手とホテルに入る姿を盗撮されて… 不倫妻が迎えた「地獄の結末」3選

文・塚田牧夫 — 2022.10.27
不倫をしている人たちは、気分が盛り上がっているせいか、周囲にバレるなんて考えていないことが多いよう。しかし、パートナーから不倫を問い詰められる、そんな瞬間は突然やってくるのです。今回は、“不倫妻が体験した悲劇の結末”について、経験のある女性たちに話を聞いてみました。

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調査報告書を突きつけられて

Private Detective Spying. Investigation And Surveillance

「4年ほど前、職場の先輩と不倫をしていました。でも、密会時間を短くして泊まることもせず、LINEなどもすべて消していたので、バレていない自信がありました。

ところがある日、夫に“男いるだろう?”と尋ねられたんです。バレていないと思っていたので、“いるわけないじゃん!”と答えると、何枚かの紙の束をテーブルの上に出されました。そこには、『浮気・行動調査』と書かれていました。

中を見ると、私と先輩の写真がいくつもあり、細かい時間まで書かれていました。さらに、ホテルに一緒に入るシーンまでバッチリ撮られていました。

夫は、興信所に調査を依頼していたようでした。こんなことドラマの世界だけではなくて本当にあるんだなと、絶句しました」カスミ(仮名)/33歳

探偵や興信所の調査報告書を見せられたら言い逃れはできません。まさか自分がその対象になるとは思ってもいなかったのでしょう。

ライブ会場で待ち伏せされ

「私は昔から韓流アイドルが大好きで、結婚後もライブなどにはよく行っていました。すると、あるオフ会で知り合った年下男性と仲良くなり、一緒にライブに行くほど距離が縮まりました。そしてあるライブの帰りに、テンションも高まりそのまま二人でホテルへ…。

後日、彼と一緒にライブに行ったときのこと。入口付近で“おい”と声をかけられ、振り返ると夫が立っていました。私は彼と手をつないでいたため、アワアワとしてしまい、その場で“ごめんなさい”と謝ってしまったんです。

その日はライブに行かず、3人でファミレスに入って話し合いをしました。記憶はあやふやですが、そこでもう離婚話になったことは覚えています」ミヨ(仮名)/32歳

夫としては、妻が不倫している確信があったのかもしれません。待ち伏せしているところに、妻は不倫相手と手をつないで現れてしまったわけです。突然のことに、誤魔化す余裕もなくなってしまったのでしょう。

母親の遺骨の前で

Cropped shot of an attractive young woman crying against a green background

「数年前に、母親が突然の病で倒れ、亡くなったんですね。私は片親で、母親にはかなり迷惑をかけていました。恩返しできないまま他界してしまい、悔しい思いを抱えていました。

葬儀が終わり、火葬後、遺骨をしばらく私の家で保管することに。夫と部屋で2人、しんみりした気持ちになっていると、夫から“話がある”と言われたんです。

少し、ドキッとしましたね。実は当時、私は不倫をしていたからです。そして、夫が切り出したのはその話でした。しかも、“お義母さんに相談していた”と言うのです。

母は、“ごめんなさいね”と謝っていたそう。私は、そんな思いを抱えさせたまま母を亡くしてしまったんだと、居た堪れなくなりました。四十九日が終わったあとに、夫とは別れました」ミナミ(仮名)/33歳

不倫の罪を、深く感じたことでしょう。これからは不倫などせず、まっとうな道を進んでほしいと願うばかりです。

“不倫妻が体験した悲劇の結末”をご紹介しました。

不倫は自分だけの問題ではなく、それにより傷付く人も周りにたくさん出てきます。周りの人に迷惑をかけ、辛い思いをさせることほど、罪深いものはないのです。

©PeopleImages/AndreyPopov/gettyimages