どのパンプキンが気になる?【心理テスト】答えでわかる「対人関係における本当の悩み」

まとめ構成・小田原みみ — 2022.10.29
誰もが一度は人間関係に悩んだことがあるのではないでしょうか。もしかしたら、その人間関係の悩みには傾向があるかもしれません。「あなたを悩ませる人間関係」がわかる心理テストを紹介します。また、識者直伝の人間関係がラクになるポイントも併せてご覧ください。

あなたが悩みがちな人間関係がわかる

これまでに悩んだことのある人間関係、何か共通点はありませんか? 人気占い師・心理テストクリエイターの月風うさぎさんによる心理テストで、あなたが悩みがちな人間関係を診断しましょう!

Q.直感で答えてください。どのカボチャが気になりますか?

かぼちゃ2

A:泣きそうな顔のカボチャ
B:不気味な笑いを浮かべたカボチャ
C:怒った顔のカボチャ
D:困ったような表情のカボチャ

あなたはどれを選びましたか? さっそく結果をみてみましょう。

A:「泣きそうな顔のカボチャ」を選んだあなた……周囲から嫌われる不安

あなたは、気配りのできるハートフルな人です。しかし、必要以上に気を回しすぎて、周りの顔色や評価ばかりを気にしてしまう傾向があるよう。そんなあなたを悩ませているのは、周囲から嫌われる不安。不安が頭をよぎったら、悪魔が囁いているのだと思ってスルーするのが一番です。

B:「不気味な笑いを浮かべたカボチャ」を選んだあなた……秘密やミスがバレる恐怖

あなたは活動的でポジティブ。周りからリスペクトされる存在で、そんな自分に誇りを持っているしょう。そんなあなたを悩ませているのは、不都合な事実や秘密がバレるのではないかという恐怖。しかし、ミスや欠点のない人など世の中にはいません。それらも含めての自分だとまずあなた自身が受け入れることが大切でしょう。

C:「怒った顔のカボチャ」を選んだあなた……お金や時間がない悩み

あなたは良くも悪くもまっすぐな人。周りからあれこれ言われても気にせず、自分の信じた道を突き進むでしょう。そんなあなたを悩ませているのは、忙しくて時間やお金がないという悩み。的を絞れば必要な時間やお金が少なくて済み、チャンスも掴みやすくなるでしょう。

D:「困ったような表情のカボチャ」を選んだあなた……周囲のお節介

この答えを選んだ人は、社交的で誰とでも仲良くなれるタイプ。そんなあなたを悩ませているのは、周囲のお節介。「こうしてほしい」ときちんと伝えれば、相手は分かってくれますし、あなたも不毛な我慢をせずに済むはずです。

月風うさぎ(つきかぜうさぎ)
占術研究家&心理テストクリエイター。学生時代、友人に頼まれてやった占いが当たると大評判になり、占い師を志す。干支、西洋占星術、血液型、心理テスト、数秘術、手相、タロットなど、様々な占術をコラボさせたオリジナル占いが得意。著書「キラッ☆ 妖精の心理テスト」(ポプラ社)、「商談は「名字の相性」で決まる ~ビジネスで使える姓名判断~」(impress QuickBooks)など。現在1羽のやんちゃなうさぎ(♂)と同居中。
Twitter:https://twitter.com/usagitukikaze01

©Nsit/shutterstock

もっと詳しく! 「あなたを悩ませる人間関係がわかる心理テスト」の解説を読む


※ 文・月風うさぎ
※ 2021年10月29日配信


人づきあいが楽になるヒント

人づきあいってそんなに重要? 苦手な人とつきあう意味はあるの? そんな人間関係の素朴な疑問に、日本メンタルアップ支援機構代表理事・大野萌子さんとコミュニケーション総合研究所代表、一般社団法人日本聴き方協会代表理事・松橋良紀さんが回答してくださいました! 

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Q. 関わるコミュニティのすべてが円滑であることが望ましい?

A. 身近な人間関係の安定度と、幸福度は比例するもの。

大野さん ひとつのコミュニティの人間関係がすごく円満で充実しているから、他はなおざりでもいいかというと決してそうではないんです。自分を取り巻くすべての人間関係が良好なほど、メンタルが安定してストレスが軽減するので幸福度が上がります。人は誰しも多面性を持っているのが当たり前で、会社ではリーダー的存在だけれど家族といるときは末っ子キャラなど、それぞれのコミュニティに応じて無意識にキャラクターを演じ分けているもの。そんな自分の異なる一面を出すことができる居場所が多ければ多いほど安心感につながります。逆に拠り所になるコミュニティが少ないと、もしそこでトラブルが起きてストレスを抱えたときに精神的な逃げ場がなくなり、全否定されたように感じて立ち上がれなくなることもあります。

Q. 苦手な人とつきあう利点はある?

A. 深層心理にある感情に気がつき、成長するきっかけに。

松橋さん 他者を嫌悪する感情は、自身の深層心理を投影して拒否反応を起こしているという場合が多いのです。たとえば苦手だと感じる人が愚痴ばかり言っている場合、自分は愚痴を我慢していたり、愚痴を言うことは絶対にだめだと決めつけていたりしないでしょうか。対処法は、実は愚痴を我慢している自分を認め、ときにはネガティブな自分を受け入れること。そうやって封印していた自分の気持ちを受け入れていくと、相手のことも許容できるようになります。するといつのまにか苦手意識がなくなっていたり、気にならなくなっていくもの。苦手な相手こそ、自分が内面に封じ込めている感情や本当の気持ちを教えてくれる存在なので、気づきや成長のきっかけを与えてくれます。


大野萌子さん 日本メンタルアップ支援機構代表理事。公認心理師の知見を生かし人間関係改善術を発信。『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』(サンマーク出版)が33万部のヒット。


松橋良紀さん コミュニケーション総合研究所代表、一般社団法人日本聴き方協会代表理事。コミュニケーション指導の第一人者として活躍。コミュニケーション関連本を30冊発行し、累計40万部を突破。

まだある! 「人づきあいが楽になるヒント」の解説を詳しく読む


※ 『anan』2022年1月12日号より。イラスト・別府真衣 取材、文・宮尾仁美(by anan編集部)
※ 2022年1月8日配信


人間関係を少しでも快適に

人づきあいって難しいな、と感じることがあると思います。しかし、心理テストの結果などを読んで、ちょっと視点を変えるだけでスムーズになりそう! と感じませんでしたか。ぜひ試してみてくださいね。