もう許せない…! 夫婦不仲の原因になった義母の「余計なひと言」3選

文・菜花明芽 — 2022.10.14
「仲良くしたい」と思うものの、なかなかわかり合えないのが嫁姑関係の難しいところではないでしょうか。何かと相手のことが気になるので、それが原因で夫と揉めごとになることが多いようです。そこで、今回は“夫婦喧嘩の原因になった義母の「余計なひと言」”をご紹介します。

孫のための買い物が楽しくて仕方ない

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「うちの子は義実家にとって初孫です。家を義実家の近くに建てたので、夫がいない平日も頻繁に義母が訪れるのですが、毎回頼んでもいないのにたくさんのおもちゃを持って来ます。

まだ子どもも小さいのでそんなに使わないし、とにかく置き場所に困っていて。夫が遠回しに『何も持って来なくていいよ』と言っても、義母は『孫のための買い物が楽しくて仕方ないのよ』と満面の笑み。おかげで子どものおもちゃを買う機会を奪われた私たちは、これが原因でよく夫婦喧嘩になります」(Yさん・33歳女性)

義母に悪気がないだけに、夫がそれとなく本音を伝えても聞く耳を持たないとなると、今後も同じことが繰り返されそうですね。それなら、ただ迷惑がるよりも「もらっても子どもがまだそんなにおもちゃを使わないから」とはっきり理由を伝えるのもひとつの手です。

〇〇さんもそう思うでしょ

「義母はとにかくおしゃべりな人。その日も、夫婦で義実家を訪れると『この子は部屋が片づけられなくて、昔からだらしないのよ』と夫のことを語り出しました。そして『〇〇さんもそう思うでしょ? 』と私に同意を求めてきたのです。

義母に気を遣って『そう思わない』と言い返すことができず、『はあ』と曖昧に答えた私。すると、帰宅するなり夫が『俺のことだらしないと思っていたんだ』とムッとして。義母は後で二人が揉めるとわかっていて、わざと私に問いかけてきたのだと思います」(Aさん・30歳女性)

悪口を適当にあしらうと、一緒に陰口を叩いていたかのような扱いを受けることがありますね。今回のように夫が一緒にいるのなら「最近はそんなことないですよ」と言っても、義母も息子を褒められたのだから悪い気はしないでしょう。

こっちの方がおいしいから

「親戚が集まるので義実家に帰省した時の話です。『大人数だから、すき焼きを鍋に二つ用意しましょう』と義母から言われ、一緒に台所に立ちました。
両方の鍋を義母が味付けをして、私は片方を菜箸で言われた通り混ぜる程度。

それなのに、いざ食べるとなると『こっちの方がおいしいわよ』と私が一切手をつけていない鍋を義母が夫に勧めたのです。それを食べた夫が『本当においしい』と言うので余計腹が立って。私はほとんど料理していないのにあの言い方はないと夫に抗議しました」(Rさん・31歳女性)

今回の振る舞いを見ると、義母は嫁を強くライバル視していると受けて取れますね。義母の言動は確かにイラっとするものでしたが、あえて同じ土俵に立たないことで、自分の感情を波立たせないようにするとトラブルも難なくやり過ごせるようになるでしょう。

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以上、“夫婦喧嘩の原因になった義母の「余計なひと言」”でした。

義母の発言で夫婦の間に溝が生じることがあるようですね。夫とは好きで結婚したものの、それが義母となるとそうはいかないのが厄介なところです。これから義母とは長い付き合いとなるので、夫に協力してもらいつつ、いい関係を保ちましょう。


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