マッチングアプリに彼のプロフィールを発見… 30代女性を裏切った不倫男性の「ありえない一言」【後編】
すぐには別れを切り出せず
「私の親との食事会をすっぽかされたことをきっかけに、英明さんとの別れを決意したものの、なかなか本人にそれを切り出せないでいました。
そんなある日、同い年の雅美(仮名)という友人と会うことに。彼女はバツイチで、当時4歳の娘と暮らしていました。
雅美は再婚に前向きで、マッチングアプリにも登録していたんです。ただ、積極的に婚活をしていましたが、あまりいい相手に巡り会えないでいるようでした」
彼の不誠実な行動に
「そんなある日、雅美と話している途中に、彼女が私に“あるものを見つけた”というんです。見せられたスマホの画面を確認すると、そこに映っていたのは、マッチングアプリの英明さんのプロフィールページでした。
なんと私という存在がありながら、彼はマッチングアプリに登録をしていたんです。
プロフィールには、バツイチなどの情報の記載がなく、真剣交際を求めているなどと、都合のいいことだけが書かれていました。
そこでようやく、私は彼と別れることを決意。その後、彼に別れを伝え、連絡を断ちました。雅美とは、“一緒に婚活を頑張ろう”と励まし合いましたね」
ようやく気になる男性ができたところで…
「私もマッチングアプリに登録し、飲み会などにも参加するように。すると一人、気になる男性が現れました。航平さん(仮名)という方でした。
会社員で、派手な経歴などがあるわけではないのですが、優しくて、一緒にいて居心地が良かったんです。
何度か食事をして、“きっと付き合うことになるんだろうな…”と思い始めたときのこと。ある日、英明さんから連絡が来ました。
なんと、英明さんは“もう1度ちゃんとやり直したい”と言うのです…」
4歳の子どものひと言で…
「私がそれを断ると、英明さんは“好きな男性がいるのか?”と聞いてきました。そこで、“気になる人はいる”と返すと、彼が“結婚したい”と言ってきて…。
その瞬間、今までそんなことを言われたことがなかったので、正直心が揺らぎました。“もう関係は終わらせる”と決断していたはずだったのですが、その連絡を機に、私は彼と復縁するかどうか悩み出してしまったんです。
そこで、雅美にも相談をしました。すると雅美は、“やめたほうがいい”と言うんですね。しかし、どうしても踏ん切りがつかないでいたんです。
すると、そこに一緒にいた雅美の4歳の娘が、画面にうつる英明さんの写真を見て“怖い”と言いだして…。その写真はいたって普通の写真なんですよ。ただ、4歳の子どもの目にはそう映ったようで…。
そこで私はハッとすると同時に、子どもの直感はきっと正しいと思ったんです。
その出来事を機に英明さんへの未練を吹っ切ることができた私は、後日断りの連絡を入れました。その後、私は航平さんとの交際をスタート。今も航平さんとの関係が続いています」
“7年の不倫の末にとんでもない裏切りに遭った女性”の告白をご紹介しました。
幸せになるまでに、ずいぶんと時間がかかってしまったようです。不倫により、遠回りをしてしまったからかもしれません。彼女には英明さんと不倫していたことについてはしっかりと反省し、同じ過ちを繰り返さないようにして欲しいものです。
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