義父母がなにか隠してる…バツイチ男性と結婚した女性が感じた違和感【前編】

文・並木まき — 2024.3.18
結婚相手の“知られざる過去”が伏せられたまま入籍し、結婚生活が始まってからその秘密が発覚するとなれば、夫婦関係にかげりが生じてしまうことも…。今回は、メンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな体験をした女性の壮絶なエピソードをご紹介します。

15歳年上のバツイチ男性と結婚! しかし、義母の不可解な態度が引っかかる

夏奈子さん(仮名)は、周囲や親の反対はあったものの、早く結婚したいと思っていたこともあり、15歳年上のバツイチ男性と結婚。彼には婚姻歴がありましたが、元妻との間に子どもはいないと聞いていたことや、彼の優しさに惹かれ「この人となら幸せになれる」と確信して、結婚を決めたそう。

「でも、結婚の挨拶の際に義実家を訪れると、義母と義父がどうも微妙な反応を示していたんです。義父母は結婚を喜んでくれるに違いないと思っていた私は、そこに違和感を覚えてしまいました。

しかも、彼が席を外したタイミングで義母から『本当に息子でいいの? 正直に話してもらった?』と申し訳なさそうな表情で言われたんです…。私はてっきり年齢差のことを言っているのだと思ったので、そのときは義母に『はい、大丈夫です!』と明るく答えたんですよね」

その後の結婚生活は順調だったものの…

しかし、義母の態度があまりにも不可解だったことに強い違和感を覚えた夏奈子さんは、義実家を後にしてから彼に「どういう意味だと思う?」と尋ねてみたそう。

「すると彼からは、『バツイチのことを言っているのだろう』と言われ、当時はそれに納得したんですよね。

だから、『心配性の義母なんだろうな』と思っただけでした」

そして時間が流れ、二人は順調に結婚。

しかし、結婚生活が始まってしばらくしたある日、夏奈子さんのもとに見慣れない手書きの文字で宛名が書かれた封書が届いたそう。

しかも、その封書を開いたとき、夏奈子さんは夫に隠し子がいることを知ったと言います。そして、その事実を知ってからというもの、夫婦の間に溝ができていくことになったそうです…。


夏奈子さんのもとに届いた「手紙の衝撃的な内容」とは… 後編に続きます



年齢を重ねれば重ねるほど、誰にも言えないような過去の1つや2つがあっても不思議ではないでしょう。しかし、秘密を隠したまま結婚するとなると、そのことが後から大きな問題になることもあるようです。

©SrdjanPav/yamasan/gettyimages

※ 2022年5月28日作成