300円でいいの!? 【サイゼリヤ】マニアが教える「隠れた逸品」4選

文・比嘉桃子 — 2022.5.21
サイゼリヤで人気のサイドメニューを実食レポート。食事のお供としてだけでなく、おつまみとしても人気の4品をピックアップしてみました。ぜひお気に入りのサイドメニューを見つけてください。

イタリア風もつ煮込み ¥350

イタリア風もつ煮込み

まずいただくのは「イタリア風もつ煮込み」。“イタリア風”と“もつ煮込み”の組み合わせがなんともアンバランスな気がしていたのですが、食べて納得。最強タッグでした。

もつは、口に入れるとほろっと崩れて柔らかな食感。もつ特有の臭みはまったくなく、うま味だけが口に広がります。このやわらかな口当たり、病みつきになりそう…! 煮込みスープはトマトベース。酸味が少なくマイルドで、もつとの相性抜群です。牛もつと一緒にゴロゴロと入っていたのは白いんげん豆。お豆が入っていることで、よりさっぱりといただけます。

店内にはイタリア風もつ煮込みをつまみに赤ワインをたしなんでいる方も。おつまみにちょうどいい量なので、“サイゼ飲み”の際はぜひオーダーしてみてください。

辛味チキン ¥300

辛味チキン

続いては「辛味チキン」。手羽中が4本入って300円はとてもお得ですね。

辛味チキン

見てくださいこのプリッとした肉付き。お肉は身がたっぷりしていて、フォークで持ち上げるとしっかり重さを感じることができます。身にかぶりつくと、お肉の柔らかさに驚き。見た目よりもふわっとした食感で、1本ぺろりと食べ終えてしまいました。柔らかいお肉なので、骨付きなのに食べやすいのも魅力的です。

「辛味チキン」というネーミングなので辛さが心配な方もいると思いますが、辛味はほとんどなくマイルドなお味。子どもから大人まで、みんなで楽しめるサイドメニューといえるでしょう。

エスカルゴのオーブン焼き ¥400

エスカルゴのオーブン焼き

「エスカルゴのオーブン焼き」はサイゼリヤファンの間で愛され続けているメニュー。エスカルゴ(=食用カタツムリ)は日本ではあまりなじみのない食材ですが、サイゼリヤでは気軽に食べることができます。

エスカルゴのオーブン焼き

油が跳ねるほど熱々のプレートには、6つのエスカルゴ。それぞれが細かく刻まれた野菜入りのガーリックバターソースに浸かっています。ソースをたっぷり絡めて口に入れると、瞬間にガーリックとバターのコク深い風味が広がり、思わず笑顔に。エスカルゴはしっかりとした歯ごたえがあり、噛めば噛むほどジューシー。さらに刻まれた野菜のシャキッとした食感が加わり、本格的な味わいを楽しむことができました。

エスカルゴのオーブン焼き

エスカルゴのオーブン焼きは、「セットプチフォッカ(100円)」につけて食べるのもおすすめ。プチフォッカを半分に割り、エスカルゴとガーリックバター風味のソースをたっぷりとのせていただきます。濃厚なソースとふわもち食感のプチフォッカは相性抜群。ワインを追加注文したくなりました…!

ポップコーンシュリンプ ¥300

ポップコーンシュリンプ

見た目も可愛らしい「ポップコーンシュリンプ」。いわゆる一口サイズのエビフライです。ソースとしてサイゼリヤドレッシングがついてきます。

ポップコーンシュリンプ

食べやすいサイズ感が魅力的。衣サクサクでそのままでも十分美味しいのですが、サイゼリヤドレッシングをつけて食べると美味しさ倍増。ドレッシングの酸味とエビの甘みが絶妙にマッチしたサイゼリヤならではのエビフライを楽しむことができます。スナックのようにパクパクと食べられるので、あっという間に一皿平らげてしまいました。

どんなシーンでも大活躍のサイドメニュー

サイゼリヤのサイドメニューは、食事をする際のもう一品としてはもちろんのこと、お酒のおつまみや子どものおやつなどあらゆる場面で活躍してくれます。

これだけ高いクオリティのメニューがワンコイン未満で食べられるのはサイゼリヤならでは。今回筆者がオーダーした4品はどれも本当に美味しかったので、ぜひ食べてみてくださいね。

文・比嘉桃子