あったら即買い! 【成城石井】バイヤーに聞く「ヒット続出の新作自家製スイーツ」5選
みずみずしい瀬戸内レモンが美味しいスイーツに!

春の暖かい陽気に包まれながら、お花見気分でスイーツを美味しく堪能したい今の時期。2022年で95周年を迎える成城石井では、今年2月から新しく四季折々の食材を活用して商品化し、旬を食卓にお届けする「四季プロジェクト」が始動。第一弾として爽やかなニュースが舞い込んできました。
春の食材に選ばれた「瀬戸内レモン」を使用した自家製商品スイーツ5つ、ウインナー1つが、成城石井195店舗全店で販売中。一部の商品はオンラインショップでも買えます。
今回は、成城石井のバイヤーが語る瀬戸内レモンの魅力のほか、注目の自家製スイーツを5つご紹介します。
初春が旬の瀬戸内レモンの魅力とは?
今回、使われている「瀬戸内レモン」は、瀬戸内海沿岸地域の温暖な気候の中で育つそう。太陽をいっぱいに浴び、冬から初春にかけて黄色く色づき旬を迎えるといいます。バイヤーの佐藤 忠憲さんに瀬戸内レモンの特長をうかがいました。
佐藤さん 食材を探すなか、瀬戸内レモンは今までのレモンの常識を覆すほどのインパクトがありました。夏のイメージが強いレモンですが、このレモンの旬は、実は初春なのです。瀬戸内レモンは酸味がまろやかで甘味が強いことに加えて香りがよいため、その風味を生かしたレモン料理は多数ありますが、特に旬の瀬戸内レモンは格別。酸味も甘みも凝縮された味わいで、果実のうまみを堪能いただけます。
さらに、この瀬戸内レモンであれば、そのままを味わっていただくだけでなく、成城石井が培ってきた開発力を通して、さまざまな魅力的な商品が生まれる可能性を確信しました。
ーーそしてこの瀬戸内レモンをスイーツに仕立てたセントラルキッチンのパティシエである近藤勝寿さんは次のように話します。
近藤さん 瀬戸内レモンに私が感じた一番の魅力は、なんといってもその香りです。爽やかという言葉がピッタリと当てはまる果皮の香りと大人な苦味、果汁の酸味と濃い甘みに魅了されました。
今回は、その特長を余すところなく活かせるよう、セントラルキッチン内で自家製のジャムなどを一から製造し、その香りと味を活かしたさまざまなデザートを生み出しています。旬を迎えた瀬戸内レモンの魅力をお届けできればと思います。
発売から10日で約1万個売れたモノも! 瀬戸内レモン使用自家製スイーツ5選
ーー魅力的な瀬戸内レモンは、果たしてどんなスイーツになったのでしょうか? バイヤーの佐藤さんのおすすめコメントとともにチェックしていきましょう!
1. 瀬戸内レモンで作ったフレッシュなレアチーズケーキ!

「成城石井自家製 フレッシュ瀬戸内レモンで作ったレアチーズケーキ」¥755(税込)
ーー発売から10日で約10,000個売り上げたというこのレアチーズケーキ。どんな特徴があるのでしょうか?
佐藤さん クッキー生地の上に瀬戸内レモン果汁を入れたレアチーズ生地、自家製瀬戸内レモンジャムと相性の良いはちみつを使用したジュレを重ねています。爽やかなレモンの酸味と香り、はちみつの優しい甘みがよく合います。
レモンジャムとジュレをのせた見た目の爽やかさと、食べたときに広がるレモンの爽やかな酸味、レアチーズの軽い味わいが、春先の今の時期にぴったり。同じタイプのチーズケーキはベイクドが多い中、レアチーズというところも珍しく、興味を持っていただいているお客さまが多いようです。
2. 温めるとさらに香り豊かに! ブリオッシュロール

「成城石井自家製 瀬戸内レモンブリオッシュロール」¥323(税込)
ーーこちらも同じく発売から10日で約10,000個を売り上げたそう! 朝食だけでなくおやつにも良さそうですね。
佐藤さん 自家製瀬戸内レモンジャムの爽やかさを活かすために、バターと玉子をふんだんに使用したブリオッシュ生地でレモンジャムを巻き込み、作りました。焼きあがりにブランデーシロップをアクセントでしみ込ませることで大人な味わいに仕上げています。
トースターやレンジで温めることで、さらに香り豊かな味わいを楽しんでいただくことができます。
レモンを入れたことで、バターのコクがありながらも爽やかな味わいとともに、ブランデーシロップを使うという他にはないこだわりがお客さまから好評をいただいています。
3. はちみつジュレと練乳がレモンにマッチするプリン

「成城石井自家製 フレッシュ瀬戸内レモンで作ったはちみつジュレの練乳プリン」¥270(税込)
ーーそしてこのカップスイーツは、発売から10日で約11,000個! 爽やかな春らしい見た目ですね。
佐藤さん 自家製瀬戸内レモンジャムと相性の良いはちみつを使用したジュレを、練乳プリンの上にトッピングしています。土台の練乳プリンは酸味の効いたレモンジャムとよく合うよう、通常の玉子より甘味やコクが強いものを使用しています。
自家製瀬戸内レモンジャム、はちみつジュレ、練乳プリンを一度に味わっていただいたときの、甘さ、酸味、コクのバランスがよくなるよう、調整し完成しました。レモンジャムはどうしても若干の苦みが感じられますが、練乳を使用することで通常のプリンより甘さを強く出すことができ、苦味が緩和されます。
4. 瀬戸内レモンジャムが贅沢なパウンドケーキ

「成城石井自家製 フレッシュ瀬戸内レモンで作ったパウンドケーキ」¥1,070(税込)
ーー成城石井の自家製スイーツといえば、やっぱりパウンドケーキですよね。瀬戸内レモン版も出ました! 発売から10日で約2,500個と、計画の3倍の売れ行きだそう。
佐藤さん 瀬戸内レモンの風味を最大限引き出すために、生地に自家製瀬戸内レモンジャムを混ぜ込みました。また、食べた瞬間にダイレクトに風味が伝わるよう、ケーキ表面にもジャムを塗っており、生地と表面の両方からレモンの爽やかな風味を味わうことができます。
さらにレモンが引き立つよう相性の良いラムを少量しみ込ませたことで、大人の風味に仕上げています。コーヒーや紅茶と召し上がっていただくと、爽やかなレモンとラムの香りがよりいっそう引き立ちます。
5. 瀬戸内レモンジャムとチーズクリームの一体感がたまらない大福

「成城石井自家製 フレッシュ瀬戸内レモンで作ったチーズクリーム大福」¥323(税込)
ーー最後は、可愛らしい見た目の大福! 春のお花見スイーツにぴったりです。
佐藤さん 瀬戸内レモンの香りを存分に楽しめるように、羽二重餅に自家製瀬戸内レモンジャムを練りこんでいます。羽二重餅の中には、自家製瀬戸内レモンジャムと、レモンと相性のよいクリームチーズを入れています。クリームチーズはホイップフロマージュという空気を含んだ軽い味わいのクリームチーズを使用することで、口溶けがよくなるよう工夫しました。
羽二重餅の食感、中に入れた口溶けのよいクリームチーズ、爽やかな酸味の効いた自家製瀬戸内レモンジャムの一体感をお楽しみください。
ーー今回ご紹介した瀬戸内レモンスイーツはどれも人気なので、お目当ての品があるならぜひ急いで!
また5月下旬には、果物として店頭では販売できない傷ものなどの規格外品から絞られた瀬戸内レモンの果汁をもとに、成城石井オリジナルのジャムやお菓子、ドリンク、アルコール飲料なども発売予定だそう。そちらも楽しみにしていましょう。
Information
成城石井『四季プロジェクト』第一弾!~瀬戸内レモン~