子どもと触れ合わない…出産後の夫の行動に違和感を感じた妻が知った衝撃的な事実【前編】
子どもが産まれても子育てに協力しない夫
紗英さん(仮名・33歳女性)は、2歳年上の夫と結婚。入籍して間もなく子どもに恵まれました。
「夫は新婚当初からほとんど家にいない人でしたね。でも、子どもができれば自然と変わるのかなと思っていたため、当時はそのことについてあまり口うるさく言わないようにしていたんです。
しかし、子どもが産まれてからも状況は変わらず。休日なのに家を空けることが多く、子どもと全く遊んでくれない夫に、だんだんと違和感を覚えるようになりました。
何人かの友人にそのことを相談すると、みんなが口を揃えて『不倫をしているんじゃない?』と言うので、次第に『もしかして、不倫をしているのかな…』という気持ちになり、夫の行動をそれまでよりも細かく観察するようになったんです。
とはいえ、家を空ける時間が長いこと以外は夫に特に怪しい素振りはなく、他の女性の影を感じることはありませんでした。そのため、不倫しているという確信がもてないまま時間ばかりが過ぎてしまいました」
そこで、自分だけでは不倫の証拠を見つけられないと思った紗英さんは、思い切って探偵に調査を依頼することに。
想像よりも調査費用がかかることに驚いたものの、「夫が不倫をしているのなら今すぐにやめさせなくては」という思いが強かったため、独身時代からの貯金を崩して調査を依頼したそうです。
貯金が底をつくまで探偵に頼むも、不倫の証拠は見つからず
ところが、大枚をはたいて探偵に頼み、夫の調査をしてもらったものの、不倫の証拠は全く出てこなかったそう。
さらに、不倫の現場を押さえてもらうために何度も調査を依頼した結果、費用も当初の予算以上にかさんでしまい、紗英さんの独身時代からの貯金も底をついてしまいました。
「私は妊娠と同時に仕事を辞めていたので、その当時は収入がありませんでした。ですので、本当は貯金を切り崩したくなかったものの、『夫が不倫をしているのならとにかく早くやめてもらいたい』という気持ちが強く、最終的に独身時代に貯めたお金をすべて使い果たしてしまいました。
何度調査をやり直しても、探偵からは『証拠は掴めませんでした』と言われるのみ。精神的にも当時はかなりしんどかったですね」
貯金を使い果たしたものの、何の証拠も出てこなかったため、すっかり疲れてしまったという紗英さん。
しかしそのときも、夫が家を空ける状態は続いており、育児にも非協力的だったため、どうすればいいのか悩みあぐねていたそう。
そんなある日、「このままではだめだ」と思い立った紗英さんは、勇気を出して直接夫に育児に非協力な理由を聞いてみることに。
すると、最初は必死で話を誤魔化そうとしていた夫でしたが、今までにないほど真剣な表情の紗英さんを見て、そのうち「実は…」とあることを打ち明けてきました。
まだ子どもが小さくて手がかかるにもかかわらず、夫が育児に協力してくれないとなると、精神的に参ってしまう女性も多いでしょう。その場合、妻だけで悩みを抱えこんでしまうのではなく、早めに夫と向き合って今後についての話し合いをしたほうが、解決の糸口は見つかりやすいのかもしれません。
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※ 2022年3月26日作成