本命ではない…! 男性が「本気の女性には絶対しない」お誘い行動
そもそも…なぜフェードアウトしたの?
忘れたころにフェードアウトした相手から連絡が来ると、まず一番に「なぜ?」と疑問が浮かぶはずです。乗り気だったのにフラれたならうれしくなるかもしれませんが、お互いに自然と距離を取ったのであれば頭にクエスチョンマークが浮かぶでしょう。
「なぜ今さら?」
「何が目的?」
相手から特に説明がなく、しれっと「お久しぶりです」「最近どう?」と挨拶されれば、少し身構えてしまうものです。だって、自分も相手も「なんか違う」と違和感を覚えてフェードアウトしたのですから。
連絡を取らなくなったのは恋人候補の選択肢から外れたためで、その判断を覆す“何か”がないとふたたびコンタクトを取ろうとは思わないはずです。
1. 本命とうまくいかなかった
いったんフェードアウトした男性がまた連絡してきたのは、本命とうまくいかなかったから。特に婚活をしているならこの理由がほとんどでしょう。
マッチングアプリで婚活する場合、つねに2~3人と連絡を取りつつ、恋人候補も複数いる場合が多いはずです。また、そうした候補の中で優先順位はコロコロ変わります。「付き合いたい」と思う人よりさらに魅力的な人が現れれば本命はすり替わり、とはいえ本命とうまくいかなければ二番手・三番手に目を向けるようになるでしょう。
「彼女にしたい女性とうまくいくとは限らないから、もしダメだったときのためにキープしている女性がいる」(32歳男性・会社員)
この男性は本命にフラれたらキープ女性に連絡するそうで、でもいい加減な気持ちはないといいます。効率良く婚活しているだけで遊びのつもりはなく、「結婚相談所もそんな感じだと思うので」とのこと。そう言われれば、確かにそうかもしれません。第一希望が叶わなければ第二希望にアタックする……それがフェードアウトしていたのに連絡がくる真相のひとつです。
2. ワンチャンあるかも?
「知り合った当初はピンと来なくても、寂しくなると『久しぶり。俺のこと覚えている?』とLINEしてしまう。ワンチャンあるんじゃないかという期待がある」(28歳男性・会社員)
こちらの男性は真剣とは言い難い気持ちから「久しぶり」と連絡するようです。もし自分がフリーであっても、フェードアウトした相手を本命視することはないそうで。
その理由は、「本当に彼女にしたいなら、そもそもフェードアウトしない。すぐに付き合ってと言う」とのこと。対面デートでピンと来ない女性は連絡先を残しておいてワンナイトラブを誘い、ノリが良ければセフレ関係になるといいます。
女性側が相手に少しでも未練を残していれば、まんまとカモにされてしまうパターンです。
この男性いわく、「いったん切れた相手からの連絡を警戒しない女性が多くて驚く」だそうで。すでにブロックされているかもと思ったLINEが既読になるだけでなく、すぐ返信が来たときは、逆に身構えたといいます。
返信するかしないかは自分次第
疎遠になった相手からの連絡に返信するかしないかは自分次第ですが、ワンチャンを狙う男性が述べたとおり、本気で好きと思えば関係を寝かせたりはしないわけで。本命にフラれて二番手に目を向ける婚活男性も、いくら「いい加減な気持ちはない」とはいえ、「本命がダメだったから仕方ない」という妥協が見え隠れするのです。
関係がフェードアウトした時点で恋人候補の選択肢からは外れているので、そんな相手とはたして真剣に付き合えるのかどうか……? そのあたりが、「久しぶり」「俺のこと覚えている?」という連絡に対する答えになるでしょう。
妥協された感はぬぐえないですし、単にワンチャン狙われているだけなら、返信する必要はないかもしれません。少なくとも喜んで飛びつくチャンスではないはずです。
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