ドヤ顔、最強…! パリで出会った「猛烈にカッコよすぎる男前」6人

写真、文・松永学 — 2022.2.5
パリ在住のカメラマン、松永学さんによるパリのイケメンスナップ。ファッションウイークも終わりに近づいて週末のパリの街はたくさんの人出がありました。ファッション関係者から音楽関係、映像関係に携わる男たちに話を聞きました。

エマーソン  26歳 音楽関係


イケメン 男前 フランス パリ コロナ

-英語しか話せないと言うエマーソンは、たった4日のパリ滞在です。

日本には新型コロナウイルスが流行る前の2019年の夏に行きました。友達がFUJIROCK FESTIVAL’19 に参加するのでツアーメンバーとして2週間滞在しました。その間楽しかったことがいっぱいで、思い出に残る日本でした。また新型コロナウイルス騒ぎがなくなったらその時期に行きたいですね。

今回は地元のL.A.からロンドンに飛び音楽関係者と打ち合わせした後パリに入りました。パリでの打ち合わせが終わってからすぐにL.A.に戻らなくてはなりません。こんな慌ただしいバックパッカーのような旅ですが収穫はたくさんありました。

女性はサプライズを与えてくれる人がいいですね。そしてクリエイティブであるのが必修です。ナタリー・ポートマンはクラシックな一面を持っているのですがいつも驚きがある素敵な女性だと思います。

ニコラ 33歳 フォトグラファー


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-貿易関係の仕事からフォトグラファーに転じたニコラはアルゼンチン人。

日本には2017年に東京、大阪、京都に旅行に行きました。街の大きさに圧倒されました。でも日本食はあまりわからなかったです。僕はアルゼンチンはブエノスアイレスで生まれて母親がイタリア人だったので、もっぱらイタリアのご飯ばかり。パリでもどこかに食べにいく時は必ずイタリアンレストランにいくのですよ。

写真を撮ることが大好きだったこともあり貿易の仕事をやめてフォトグラファーになってよかったと思っています。パリの20区あたりはまだ田舎風で大好きなエリアです。次の旅行は3月にトルコ行きを決めました。一度は行ってみたかったのでカメラ機材を持って本格的に撮影をしてきます。

女性には優しさを求めてしまいがちです、包容力がある女性が好みです。イザベル・ユペールは好きな女性からは遠いイメージですが存在が大好きです。アルゼンチン女優のメルセデス・モラーンは今でも現役の地元で大人気のスターです。彼女も素晴らしいのでチェックしてみてください。

ルカ 21歳  スタイリスト


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-カフェでひときわ目立っていたルカはフリーランスのスタイリスト。

モード学校を出てフリーランスのスタイリストになりました。洋服作りより、仕事を生かして高級ブランドに接することができるのが喜びです。大好きなマルジェラやロエベなど…言い出したらキリがないほどです。

東京に行きたいです。文化があって人々は勤勉で、街はクリーンと聞いています。それからドバイでしょうか! 街はモダンで近未来的でもありますね。洋服に関心がある人々が集まる空間らしいです。そこでは個人のスタイリストとして仕事ができそうな気がします。パリの16区は街自体が安全そうに感じるので落ち着けますね。

女性に求めるのは力強くて勢いのある人、インテリで物事に関してモチベーションがあふれていること! 歌手のリアーナは自由を感じて生きている様子で、スタイルも大好きです。もちろん可愛いし、洋服もとても似合うので、僕もスタイリングしてみたいです。あともう一人あげるとしたら女優のレイトン・ミースター! シリーズもののドラマでも映画でも妙にエレガントさが際立つ女性で今一番興味があります。

メンテス 24歳 セレクトショップオーナー


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-忙しいメンテスの身長はなんと2m01cm。

この時期は洋服のバイイングでとても忙しくて長電話中です(手話で)。仕事仲間にひっきりなしに電話して見つけたものの相談や報告をしているのです。どうして僕が長身なのか? 小さい頃からバスケットボールをしていたからです(笑)。

新型コロナがまだ出始める前に日本行きを考えていたのですが、残念ながらそれはかなわず。今年の夏以降は自由に旅行できるのを期待しています。マレ地区が好きですね。展示会も至るところで開かれているし、休むカフェだって、打ち合わせするには最適なところもたくさんあります。パリの中では一番ホットな場所なのではないでしょうか!

女性はユーモア好きな人がいいな。僕にとってスカーレット・ヨハンソンはベストウーマンです。ではこの辺で。

マーク 33歳  スタイリスト


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-大股で颯爽に歩いていたマークをキャッチ。

僕は某ファッションブランドの専属のスタイリストです。ブランド名は伏せておいてください。スタイリストになって7年が過ぎましたが、この仕事はいろいろな出会いもあり楽しので、これからも続けていきたいと思っています。

パリではどこへでも歩いていけますよ。一番好きなのはセーヌ川の散歩道、特に右岸側の市庁舎からセーヌを下っていくコースはおすすめです。あとはビュット・ショーモンやペール・ラシェーズあたりも大好きです。

今日は仕事の打ち合わせなのでこんな格好なのですが、普段はスポーツウエアに髪を結んでジョギングしています。その時は全く別人に変身ですから、あなたは声をかけなかったでしょうね(笑)。日本のイメージはテクノロジー都市でSF的なイメージがあるのですがそれって本当ですか? 

魅力的だと感じる女性は自分のことをよく知っていて自信をもっている人、そして化粧っ気のない人にグッときます。フランス女優のマリオン・コティヤール、カトリーヌ・ドヌーヴ、クリスティン・スコット・トーマスこの3人は特に素敵です。あ、フランスで活躍する人ばかりになってしまいましたね(笑)。

ユーゴ  36歳 ブランド広報


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-コーヒーでもいかが? とユーゴはひょうきんな一面がありました。

『AVNIER』というブランドの広報として7年間働いています。今日は比較的空いているのでちょうど話し相手がほしいと思っていたところです。コーヒーはいかがですか? 砂糖はありですか? これを聞くのがフランス人の決まり文句なのですよ。今日の僕の洋服はブランドと関係ないものを着てきてしまいました。ラルフローレンのヴィンテージですよ。帽子は同じ柄に見えますが違うブランドです。遊び心で合わせてみました。

日本にはまだ行ったことはないのですが、桜の時期が最高だと友達は口を揃えて言っています。今年は無理そうなので来年ぐらいにはブランドのプロモーションを兼ねて行きたいですね。

パリにギリシャ時代の野外劇場跡があるの知っていますか? 5区にあるのですが周囲は普通のアパートに囲まれていて時代が止まったような空間で、よく行く場所です。旅行もギリシャに行きたいです。ギリシャ神話、建築も含めて興味があるので今一番行きたいところです。

女性については身勝手ではなくチームプレーができる人、オープンマインドでキャパシティのある人が理想です。フランスの女優カトリーヌ・フロは全然セクシーさはないのですが妙に惹かれる女性です。音楽は女性ラッパーのLala &ce はよく聴いています。

写真、文・松永学