愛され女性になる…! 神崎メリが教える「ど本命女性」と「その他の女性」の違い
ど本命彼女として愛される女性は感謝を◯◯する習慣がある

本命彼女よりもより男性の心を掴んで離さない「ど本命彼女」。追われ、尽くされ、大切に愛しまれる対象である「ど本命彼女」たちは揃いも揃って感謝上手です。しかもただ感謝するだけではありません。あることを習慣化することによって、感謝の気持ちを男性の心により響かせる技術を持っているのです! 貴女も彼への感謝の伝え方、アップデートしてみませんか?
愛される女とその他の女の違いはどこにあるの?

好きな人から愛される女性になるためには、まず男性心理をしっかりと学ばなくてはいけません。これはいつもお伝えしているのですが、男心を掴み愛情を育むのは料理の腕を磨くのと同じようなことなのです。
美味しい食材を買ってきたとしても、適当に調理して焦げ付かせてしまったり、アク抜きの一手間を「まっイイか!」と省略した暁には、「…なんかマッズ! うわ〜 食材無駄にしたわ…」と無惨な結果に終わってしまうでしょう…。
うまくいく恋愛というのは「おクズ様」(貴女を大切にする気のない不誠実な男性のこと、腐った食材と同じで調理不可)を相手にしないことは大前提として、男女の違いをしっかりと学んだ上でのふるまいで完成されます。
ステキな男性(美味しい食材)×男性心理を学んで実践(正しい調理法)=ど本命彼女♡
というわけなのです。愛される女になる方法とは、実は超シンプルなのですが「まっイイか!」と自己流で恋愛して事故る人が多いことはお伝えしておきましょう(合掌)。
さて、「ど本命彼女」になる上で一番大切な男性心理をご存知でしょうか?
感謝上手な女から男が離れられない理由

男性は「彼女の役に立っている」という実感を求めるイキモノです。一方女性が恋愛において心が満たされるのは、「彼氏に愛されている」という感覚。
この男女の微妙な差をまずは知っておくことが大切です(落とし穴はここやで!)。
すなわち男性は女性(彼女)の役に立って感謝されたいと切望しているということなのです。ここに気がつかずに多くの女性は下記のようなことをやらかしてしまいます。
男性が女性のために一肌脱いで何かした時に(ドアを開けてあげたとか些細なことも)、女性は自分目線でこう判断します。
1 私が愛情を感じるのは大切にされたとき(きっと彼も同じに違いない)
2 彼が私に気を遣ってくれた
3 彼を大切にできてない! 申し訳ない!
そして思わず「ごめん! 自分でするからいいのに〜」。
男性はこういう反応をされたときこう感じます。
1 俺が愛情を感じるのは彼女の役にたって感謝された時
2 彼女が「ごめん」って受け取ってくれなかった
3 役に立てない男ですよ、どうせ俺は…(涙)
こうしてお互いを自分目線で思いやるがゆえにすれ違ってしまうのです…(大切にされたいのに、彼を大切にできてないって謎の罪悪感が生まれるのよね〜)。
受け取り上手な女性はここで「ありがと〜♡」と返すことができます。男性は自分がしたことに「ありがとう」と感謝をされ続ける限り、男心が満たされて彼女を大切にしてしまうというわけです。
そして実は「ど本命彼女」として愛される女性は、もう1ランク上の「ありがとう」を伝えているのです!
思い出し感謝で嬉しさ倍増

貴女はこんな経験はありませんか?
友人に誕生日プレゼントをあげて(ありがと〜♡)、それを忘れた頃に、
「そういえば、前にメリ子にもらったIPSAのアイブロウパウダーめちゃよかったからリピ買いしたよ!」と思い出したように絶賛コメント。
「え〜! うれしい! あれ選んでよかった〜」とこちらも満たされますよね。
「ど本命彼女」は日常的にこれを実践しているのです。しかもプレゼントなど大きな出来事への感謝だけではありません。日常の些細なことにも「そういえば」と思い出し感謝を伝えることができます。すると男性から「もっと〜してあげたい!」と常に大切にされるようになるのです。
その結果、彼女の役に立ちたい男心と、彼氏に大切にされたい女心のどちらもが満たされることになるのです(ど本命恋愛の円満ループな)。
さてさて、「彼氏にどんなことを感謝したらいいのか、わからないんですが…」と疑問に感じた貴女! 今日からスマホのメモ機能でも、手帳でもなんでもいいので、「彼氏がしてくれたことメモ」を習慣化してください!
自分に対しての習慣 彼氏がこんなことをしてくれたらメモしよう!
- 好きなおやつを買っていてくれた
- いつもソファ側を譲ってくれる
- 好きな食べ物や飲み物を覚えていてくれる
- ドアを開けてくれる
- 駅まで迎えにきてくれる
一例です。「彼が〜してくれた」ことに目を光らせてメモしてください。
相手に対しての習慣
- 会う前にメモを読み返して「今日はあれ伝えよ」と頭に入れておく
- あたかも思い出したかのように「そういえば前〜してくれたの嬉しかった」と伝える
- 「前に連れて行ってくれたお店、美味しかった!」とよき感想を伝える
ここで注意点です。
- 彼が好きと言ってくれる
- LINEをくれる
- 会ってくれる
この辺のことに関してはあまり「ありがとう」と伝えるべきではありません。何故なら彼は自分が会いたくて会っている(LINEしている)のです。ここで彼女から「私と会ってくれてありがとう(うるうる)」と言われてしまうと、「あれ… 俺って追われているのかな?」という感覚になってしまいます。男性は自分が追われる立場だと、途端に気持ちが落ち着いてしまうもの。
会うことや連絡についての感謝は基本不要です。例えば、「いつも遅くまで仕事で疲れてるのに、必ずおやすみってくれるよね」「いつも私の家の方まで来てくれるよね! ありがと!」など、わざわざ感のある時は感謝を伝えてもOKでしょう。
この「彼がしてくれたことメモ」習慣は、貴女のメンタルを支えてくれる役割になってくれる日がきます。彼に対してイライラしたときなんかにぜひ読み返してください。「彼の悪いところばっかり見てたけど、こんなに大切にされてるじゃん…」と冷静になって、相手への感謝の気持ちが湧いてきますよ。
尚、最初にお伝えしているようにくれぐれも「おクズ様」の数少ないいい所探しには使わないでくださいね。
感謝の気持ちを持ち続けて、伝え続ける。ときに「え?そんなことあったね!覚えててくれたんだ!」と男性にサプライズ感覚をプレゼントしながら。感謝上手のメモ習慣を実践して離れられない女性になってくださいね!

神崎メリ(かんざき めり)
恋愛コラムニスト。1981年生まれ。ドイツ人の父と日本人の母の間に生まれる。自身の離婚・再婚・出産という経験から「男心に寄り添いながらも、媚びずに女性として凛として生きる力」を「メス力(りょく)」と名付け、SNS やブログにて発信、瞬く間に人気が広がり、現在ブログは月間200万PV、SNSフォロワー累計28万人。コメント欄には共感の声が殺到、恋愛に悩む幅広い年齢層の女性たちから厚い信頼と支持を集めている。2021年11月刊行の最新刊『なぜかいつも「ど本命」に愛される女性の4つの習慣』(永岡書店)など著書も多数。

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