会社経営者と不倫デート三昧… 37歳専業主婦がハマった「豪遊不倫の全貌」【前編】

文・塚田牧夫 — 2022.1.21
不倫に及ぶ際、相手の職業によって、会う場所や行動範囲などが変わってくることも。なかには裕福な男性もいて、かなり派手な遊びに興じることもあるようです。美央さん(仮名・37歳)もかつてそんな裕福な男性と不倫関係に堕ち、贅沢三昧の日々を過ごしていたそう。今回は、彼女が不倫に至った経緯を詳しく伺いました。

会社経営者の集まる交流会へ

会社経営者と不倫デート三昧… 37歳専業主婦がハマった「豪遊不倫の全貌」【前編】

「不倫が始まったのは、今から4年前。夫は仕事人間で、毎日遅くまで仕事をしていて、休日はゴルフ。家庭のことは放ったらかしの状態でした。

子どもは小学校に上がり、サッカーチームに入っていましたね。かなり練習熱心なチームで、月に一度は合宿が行われ、家を空けることも多かったんです。

私はというと専業主婦だったんですが、だんだんと暇な時間が増えてきて、そろそろ何か仕事でもしようかと考えていました。

それを友だちに話すと、会社経営者が集まる交流会に誘われて、参加することにしたんです」

紳士な彼との出会い

「広いパーティルームを貸し切りにした立食式の会でした。20人ほどの男女が参加し、仕事の集まりというよりは、出会いを求めているような華やかな感じでしたね。

そこで知り合ったのが、修一さん(仮名)。私よりも2歳下で、車の輸入関係の会社を経営しているとのことでした。

私が車に詳しくないというと、丁寧に説明してくれましたね。また、彼は一度離婚をしていて、今は独り身だとちゃんと自己紹介してくれたところも紳士だなと思いました。何人かと連絡先を交換したんですが、1番気になったのは修一さんでした」

誘われるがままにホテルへ

「後日、修一さんが連絡をくれて、食事に行くことに。そのときは不倫なんてするつもりはなかったんです。ただ、夫以外の男性と2人きりで食事をするのは数年ぶりだったので、舞い上がってはいました。

夕方に待ち合わせ、到着してしばらくすると修一さんが車でやってきました。助手席に乗ろうとしたら驚きましたね。だって、車のドアが上に開いたんですよ。翼みたいな形になっていて、それは街中ですごく目立っていました。

そして向かった先は、高級レストラン。メニューをチラッと見たんですが、とんでもない値段でした。請求されたらどうしようかと思いましたが、幸いご馳走してもらえました。

食事後は近くの駅まで送ってもらい、さよなら。私はもうメロメロでしたね。次に会ったときには、誘われるがままにホテルに行ってしまいました」

罪悪感よりはご褒美という感覚に

「交際を始めて少し経った頃、旅行に誘われたんです。ヨーロッパに行こうと言うのですが、さすがにそこまで家を空けられません。すると、国内旅行に変更してくれました。

泊ったのは、趣のある老舗旅館といった場所。部屋に露天風呂がついていて、海が見渡せました。夜の海を眺めながら、湯船に浸かってお酒を飲む時間は最高でしたね。そのあとの食事も、カニやエビ、アワビと高級食材が並びました。

そして翌日、海に行ったんですが、修一さんの所有しているクルーザーに乗せてもらいました。まさに、贅沢の極みでしたね。不倫による罪悪感というよりは、今まで主婦として頑張ってきたご褒美をもらっているような感覚でした。

でも、そのときはまだ知らなかったんです。この後に、最悪の結末が待ち受けていることを…」


美央さんが迎えた「最悪の結末」とは…!? 後編に続きます。



“会社経営者との豪遊不倫に興じた妻の告白”をご紹介しました。

良き妻として、家庭を支えてきたのは事実でしょう。でも、不倫はそれをすべて不意にする裏切り行為です。いずれその報いを受けることになるのでしょう…。

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