入籍後に夫が豹変… 35歳妻が青ざめた「夫のヤバすぎる本性」【前編】

文・並木まき — 2021.12.24
35歳のときに10歳年上の男性と結婚した由香里さん(仮名)。幸せな生活を夢見て入籍したはずが、結婚は地獄の始まりとなってしまったそう。というのも、入籍直後から夫のモラハラな本性が露わになり…。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、由香里さんにモラハラ夫との結婚生活の実態について話を聞きました。

夫にとって自分は「尊重されない対象」だと感じた

「結婚式を先行させたため、入籍は結婚式の1週間後だったんですが、夫が本性を現したのは入籍をしてから。結婚式から入籍までの甘い1週間が嘘だったかのように、籍を入れた途端に夫は態度が豹変したんです。

ひとことで言うと、夫にとって私は“尊重しないでいい対象”になったかのようでした。というのも、私がやることのすべてにダメ出しやイチャモンをつけてきたんです」

洗い物をほんの少しの時間、流し台に置いておいただけで「だらしない」、体調がすぐれずレトルト調味料を使って食事を作れば「ありえない」などと言われ、とにかく何をしてもダメ出しの嵐だったそう。

そんな夫から文句を言われないように気をつけて生活をしても、まるで粗探しをするかのように、夫は毎日何度も由香里さんに対して文句や小言を言い続けたとのことです。

自分に自信をなくす毎日。何事にも無感情に

「あまりにも夫から毎日文句ばかり言われるので、私はだんだんと自信をなくし、いろんなことに対して無感情になっていきました。

外出するにも夫の許可が必要で、結婚してからは女友だちと自由に会うこともできず、孤独も感じるように。たまに夫の許可が出て女友達とランチに行っても、みんなの楽しそうな話についていけず、むしろ友人と会うたびに落ち込みました。

そのうちに、どんなことに対しても感情が湧かず、嬉しいとか楽しいとかもなければ、悲しいとか怒るといった感情もわかなくなって、ただ毎日を“こなす”ような感じになってしまったんです」

感情を無くした由香里さんは、無表情で日々を送るようになったのだとか。そんな由香里さんの様子を見ても、夫はモラハラを繰り返すだけで、心配もしなければ優しい言葉をかけることも一切なかったそう。

「彼と一緒になって幸せだと思ったのは、結婚式から入籍までの1週間だけでしたね。その後は、本当に苦しかった。

だけど、そんな夫を選んだのは自分なんだから仕方ないって諦めていましたし、結婚生活がつまらないのは自分のせいだって考えていました。今思えば、精神的におかしくなっていたんだと思います」

「私は一生このモラハラ夫と暮らしていくんだろう…」と、もはや諦めていたという由香里さん。しかしこの後、由香里さんの人生を変える転機が訪れたのです。


由香里さんに訪れた転機とは…!? 後編に続きます。



モラハラ夫と暮らしていると、自分でも気づかないうちに「夫が怒るのは自分が悪いから」「夫が怖いのは私がダメなことばかりしているから」と思い込んでしまうことも。

また、モラハラは家庭内という“密室”で行われることが多いため、周囲が気づくのに時間がかかることもあります。そういった場合は「自分のせいだ」と思い込むのではなく、夫のモラハラに気づいた段階で早めに周囲に助けを求めるべきでしょう。

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