カラオケで強引に… 年下彼と不倫に堕ちた妻の「ヤバすぎる展開」【前編】

文・塚田牧夫 — 2021.12.18
世話好きな女性の中には、「自分がいなきゃこの人はダメだ」と支えることに精一杯になってしまう人もいます。特に、そのような女性が年下の男性と付き合ってしまうと、自分がお世話しないといけないと思い込んでしまうことも。怜美さん(仮名・36歳)は、既婚の身でありながら若い男性と恋仲になってしまったそう。今回は、悲惨な結末へと向かった一部始終を詳しく話してもらいました。

流産をきっかけに精神的に不安定になって…

Side View Of Silhouette Woman Standing By Window

「夫とは社内恋愛でした。1年ほど交際し、結婚。ほどなくして私は妊娠をしたんです。ただ、10週目に入り、流産してしまって…。

そこから精神的に不安定になる日が増え、しばらく会社を休んでいました。しかし、夫と話し合い『早く復帰しなければ』とプレッシャーを感じるのも良くないということで、退職することに。

焦らず療養したことで無事に回復。そろそろ何か仕事を始めようと、職探しも始めました。また、カラダを動かしたいとも思い、学生時代に経験のあったテニスのサークルに参加するようになったんです」

テニスサークルで知り合った彼

「テニスサークルの活動は週に1回のペースで開催され、20人ほど集まっていました。そのなかにひとり、かなり若い男性がいたんですね。

テニスは上手くはないんですが、懸命にボールを追いかける姿が印象的で、好感を持てました。そしてあるとき、対戦形式の練習で、その男性とダブルスを組むことに。そこで初めてちゃんと話をしました。

彼はイツキくん(仮名)といって、役者をやっているとのこと。私よりも年齢がひと回りも下でした。

テニスは役者の先輩に勧められて始めたそう。先輩の練習相手をさせられていたものの、経験がなかったため、『もっと上手くなれ』と言われ、サークルに参加するようになったそうです。上下関係の厳しい世界なんだなと思いました」

カラオケボックスでの強引なキス

Kissing in the dark

「イツキくんは、カラオケボックスでアルバイトをしていました。テニスサークルで親しくなったメンバー数人と飲みに行った帰りに、イツキくんが働いているカラオケボックスに寄ったんですね。いろいろ融通を利かせてくれて、料理もサービスをしてくれました。

途中、私はトイレに立ったんです。すると、廊下でイツキくんとバッタリ。『酔ってるんですか?』と聞かれ、『うん』と答えると、手を引かれすぐ横の空いている部屋に連れ込まれました。そして、強引にキス。

そんな強引にされたのは初めてだったので、正直ドキドキしましたね。酔いが回っていたのかもしれません。しかも、ひと回りも年下の男性ですから、妙な高揚感もあって…」

お金を使うことで心が満たされて…

「そこからの展開は早かったですね。私はもう彼に夢中。夫には適当な理由を告げて出かけ、密会を重ねました。

彼はお金がなかったので、食事やホテルなどの費用はすべて私持ち。彼が舞台に出るとなると、公演のチケットを10枚も購入していました。

そのうち『友だちが困っている』と言われ、彼の出演しない役者仲間の劇団のチケットまで購入するように…。

でも、そのときはまったく疑いを持たず、虚しさも感じなかったですね。『イツキくんは私が支えなきゃ』という気持ちでいっぱいで、むしろ心は満たされていました」


昼顔妻が受けた「年下彼の鬼畜の所業」とは…!? 後編はこちら



“年下彼と不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。

恋愛に没頭して、周りが見えなくなっている状態ですね。彼女のほうがむしろ恋を知ったばかりの乙女のようです。初々しくはありますが、現実としては許されざる恋なのでしょう。


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