ねぇ、この黒いのなに…? 32歳妻が絶句した「不倫夫が犯した“まさかの失態”」【前編】
「子ども好き」の夫に惹かれて結婚
「夫の昌夫(仮名)は私の1歳上。一流企業に勤めているのですが、それをまったく鼻に掛けない人でした。
付き合う前から、“子ども好き”を公言。デート中に小さい子どもの姿を見ると、表情を穏やかにして優しい視線を注ぐんですね。そんな優しそうなところに惹かれて結婚しました。
1年後には女の子を出産。夫はとにかく喜んで、溺愛していました。たくさん写真を撮って、暇さえあればスマホを取り出し、写真を眺めていましたね」
カバンから出てきた怪しい封筒
「娘が3歳になった頃です。夫が職場の飲み会に参加し、珍しくかなり酔って帰ってきました。手にはお菓子を持っていて、娘と一緒に食べると言うんです。
ただ、娘は熟睡中。私が『起こさないで』と言うと、彼は不貞腐れて『ひとりで食べる』と言い、お菓子の袋を開けたんですね。それが、力が余って袋から中身が飛び散り、仕事用のカバンの中に入ってしまいました。
私がお菓子を取り出していると、底に黒い封筒が入っているのを見つけました。『ねぇ、この黒いのなに?』と尋ねると、夫が急に真顔に。『それは後輩からもらった手紙だ』と言うんです。
なんでも仕事のフォローをしたお礼の手紙だと言うんですが、黒い封筒なんて怪しすぎますよね。私は、瞬時に不倫を疑いました」
黒い封筒の中身は…
「その夜は、封筒のことが頭から離れませんでした。絶対にどこかに隠してあると思い、翌日に夫の荷物を漁りました。すると、もうひとつの仕事用バッグから、黒い封筒が出てきました。
封筒には、また黒い便せんが入っていました。開くとそこに、白いペンでメッセージが書かれていました。そこには『大好き』『もっと一緒にいたい』の文字が。思った通り、浮気でした。
でも、その文章が変だったんです。『この気持ちはreallyだよ』とか『私はsatisfyしている』だのところどころ英語を織り交ぜているんですね。正直、センスが悪いと思いました。
そこで、私の頭にパッとある場面が浮かんだんです。この文章、見たことあると…」
不倫相手の正体とは?
「以前、夫のSNSのページを見ていたときです。コメント欄に、変なメッセージがあったんです。英語交じりの読みにくい文章でした。まさに、今読んでいる手紙の文章と同じような英語の使い方。夫の不倫相手は、その女性だと確信しました。
頭のなかは、怒りというか、混乱状態でした。まずその手紙を写真に撮り、不倫の証拠として保存しました。そして、SNSからその女性のことを調べられるだけ調べました。
黙っているわけにはいかないと思いましたね。何か仕返しをしてやりたい気分でした。ただ、そのとき私のお腹には、新たな命が宿っていたのです」
“夫に不倫された女性の告白”をご紹介しました。
子どもを溺愛しているからといって、安心してはいけない場合もあるようです。家庭を大事にしているとはいえ、不倫はやはり裏切り行為。きっとこのあと、大きな代償を払うことになるのでしょう。
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