“旦那さんを私とシェアしませんか?” 妻がゾッとした「不倫相手からのトンデモLINE」3つ

文・塚田牧夫 — 2021.11.23
パートナーの不倫に気がついたとき、一刻も早くやめさせるべく、不倫相手と接触することもあるでしょう。その際、いったいどんなやり取りがなされるのでしょうか。今回は、経験のある女性たちに“夫の不倫相手からのLINE”について聞いてみたのでご紹介します。

「旦那さんを私とシェアしませんか?」

「あるとき、夫が休日に出かけたり、スマホを手放さなくなったりなど、行動に不審な点が多くなったんです。そこで、夫の不倫を疑うようになりました。

すると、ある日突然、夫と私と知らない女性の3人のグループLINEが作られたんです。後からわかったことですが、その女性が夫の不倫相手でした。そして、グループLINEを作ったのもその女性。

そしていきなり、“旦那さんを私とシェアしませんか?”というメッセージが送られてきたんです。もはや、急すぎて“怖い…!”と思いましたね。

その日、夫は帰宅後に自ら不倫を認め、私に謝ってきたんです。ただ、相手の女性に別れ話をしたところ、相手が逆上したようで、“こんなにヤバい人だとは気づかなかった”と言われました。

夫はなんとかして不倫相手の女性と縁を切ろうとしたんですが、しばらくは付きまとわれていましたね。私も軽く巻き込まれてしまい、本当に迷惑でした」フミカ(仮名)/34歳

“人をシェア”するという発想が恐ろしく、一般的には考えられないことですよね。夫に対しても、よりによってどうしてこんな相手を選んでしまったのか…という思いだったのかもしれません。

「早く連れて帰ってください」

「以前、夫の不倫が発覚したとき、私は激怒し、その場で夫に離婚したいと伝えたのですが、彼が“絶対にもうしない”と言うので、なんとか怒りをおさめたんですね。

そして、そのことを不倫相手にも告げて、すべて終わったはずだったんですが、後日、夫からとあるLINEが届きました。

そこには、“早く連れて帰ってください”と書かれていて、あろうことか夫が口を開けて寝ている写真が添えられていたんです。

どうやら不倫相手が夫のスマホを使って、私に連絡してきたようでした。彼女が言うには、酔っぱらった夫が家に来て、そのまま眠ってしまい、“迷惑している”とのことでした。さすがに、呆れましたね…」カナコ(仮名)/33歳

もはや、怒りを通り越してしまったんですね。不倫相手にも“迷惑だ”と言われる夫に、心の底から呆れてしまったのでしょう。

「おかねありませんか?」

「夫は付き合っていたころから浮気癖がありました。結婚してからも他の女性にちょっかいを出している様子はあったんです。

あるとき、夫のスマホを覗いてしまったら、LINEの履歴の1番上に“ジェシカ”という、知らない女性の名前があったんです。

気になってメッセージを見ると、平仮名ばかり。どうやら相手は外国の方のようでした。

しかも、夫は相手から“おかねありませんか?”とお金を無心されており、本当にいくらか渡そうとしていたんです。ゾッとした私はすぐに夫を問い詰めて、相手のLINEアカウントをブロックさせました」アスミ(仮名)/30歳

こうなると、相手の女性はお金目当てで夫に近づいていることが予想できますね。また、そんなことに気づかず、簡単に引っ掛かりそうになっている様子に恐怖をおぼえたのでしょう。

“妻がゾッとした不倫相手からのLINE”を紹介しました。

不倫相手がどんな人なのかは、会わない限り詳しくはわからないでしょう。ただ、なかには今回紹介したような、信じられない行動をとる人もいるようです。
こういった面倒なことに巻き込まれないためにも、夫が不倫していないか、適度に確認する必要があるかもしれませんね。

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