“泌尿器科”で浮気が発覚… 商社マンの彼との結婚後に起きた「悲惨すぎる展開」【前編】

文・塚田牧夫 — 2021.11.6
結婚するのならば、素敵な男性としたいと考えるはず。千尋さん(仮名・34歳)は、理想の男性と知り合い、結婚しました。ところが、幸せな生活を送っていたものの、その後に悲惨な展開が待ち受けていたのだとか…。今回は彼女に、出会いから結婚までの経緯とその後の話を語ってもらいました。

商社マンの彼との出会い

「30代も半ばに近付き、本気で結婚を考えるようになりました。でも、なかなかいい出会いがなく、マッチングアプリに登録してみたんですね。そこで知り合ったのが、のちに夫となる商社マンの豊さん(仮名・38歳)でした。

いきなり魅力的な男性とマッチングをしたので、驚きました。そして、警戒もしました。もしかしたら怪しげなものに誘われるのではないか…とも疑いましたね。

ところが、いざ会ってみるととても感じのいい人だったんです。背が高くて、なかなかにカッコイイ。心のなかで、思わず“素敵!”と声を上げていました」

結婚式はハワイで贅沢に

「すぐに交際が始まり、そこからトントン拍子で結婚までの話が進みました。実家に連れて行くと、両親も大賛成。友だちからも“待った甲斐があったね”なんて言われ、羨ましがられました。

結婚式は、お互いが大好きな場所であるハワイで挙げることに。ダイヤモンドヘッドの光景を眺めながら、贅沢な空間でふたりだけで式を挙げました。

まさに幸せの絶頂でしたね。こんな幸せがずっと続くのかと思うと、ちょっと怖いぐらいでした」

プロフィールの「未婚」を変更しない彼

「豊さんに対してまったく不満はなかったんですが、ひとつだけ気になることがありました。

私は自分のSNSに結婚式の様子を投稿したんですね。ハワイの景色や式場など、キレイな写真をアップしました。

でも彼が、“恥ずかしいから俺の写真はのせないで”と言うんです。そのため、彼の顔を隠すか、彼の姿が映っていない写真ばかりを投稿していました。

また、彼もSNSをやっているんですね。たまに写真をのせたり、ほかの人の投稿に“いいね”を押したりしている形跡もあったんです。ただ、私たちの結婚に関しては、まったく触れていませんでした。

それに、プロフィールの欄の“未婚”を変更しないのも少し気になりました」

突然「病院に一緒に行こう」と言われ…

「そのときは突然に訪れました。結婚式から2か月後、彼が“病院に一緒に行こう”と言ってきたんです。

続けて、“実は泌尿器科で性病の検査をしたら、陽性だった”と…。予想外のことすぎて、唖然としてしまいましたね。

病院に行って診てもらったところ、医者から“奥さんにも伝染している可能性があるので連れてきてもらった”と言われました。

彼はその場で“出来心で浮気してしまった”と告白し、ひたすら頭を下げてきました。私も最初は動揺しましたが、彼はかなり魅力的な男性なので、“近づいてくる女性がいるのも仕方ないか…”と思ったんです。

何より、私としてもそんなことで折角手に入れたこの関係を壊したくありませんでした。ここは妻として器の大きさを見せようと思い、彼の過ちを受け入れることにしたんです」


のちに発覚した商社マンの彼の「信じられない行為」とは…!? 後編に続きます。



“商社マンの彼と結婚した女性の告白”を紹介しました。

結婚生活は長く続くため、相手の人間性に問題があるのなら、のちに必ずそれは表面化してきます。

幸せな結婚生活を送るためにも、結婚前に相手の内面をしっかりと見極めることも大事なのでしょう。

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