既婚上司と5年不倫した末に… “ドロ沼不倫”から抜け出せなくなった「女性の末路」【34歳女性の告白 後編】

文・並木まき — 2021.10.19
独身だと聞いていた恋人が、実は既婚者であることを妊娠中に知ったフミカさん(仮名・当時34歳)。お腹の子どもがどんどん育っていくなかで焦ったフミカさんは、恋人であるユウイチさん(仮名・当時39歳)を妻と別れさせるために躍起になっていたそう。しかし、最終的にはとんでもないドロ沼な展開を迎えることに…。今回は、そのときの話を教えてもらいました。

■シングルマザーとして生きる決意

「海外で暮らしていたユウイチの妻と子どもが帰国することにより、彼は住んでいたアパートを引き払い、家族で暮らすためのマンションを借りたんです。その頃に私は妊娠5か月。赤ちゃんを諦めようとは思わず、とにかく“産む”と決めていました。

また、子どもが生まれる前にユウイチが離婚してくれることを望んでいましたが、状況的にもう間に合わないだろうという諦めもあったので、とにかく産んだ子どもの認知だけはお願いしたいというスタンスに切り替え、ユウイチと連絡を取り続けていましたね」

この頃になると、ユウイチさんに対しては、恋人というよりも“生まれてくる子どものために父親として最低限の責任をとってもらう存在”という思いしか抱けなかったというフミカさん。「とにかく必死でした」と振り返ります。

「けれど結局、すったもんだの挙句にユウイチはそのまま家庭に戻っていき、私は孤独な生活を送る羽目になりました。

もちろん出産もひとりで、ユウイチが子どもを認知してくれることもありませんでしたね。

いろんな感情が湧きましたが、最後にはとにかく子どもと幸せになれる道を選ぼうと決め、ユウイチを頼るのは諦めて、強く生きていこうと決意したんです」

ところが、シングルマザーとして生きる道を選んだフミカさんに、出産からしばらくしたある日突然、ユウイチさんが連絡をしてきて、そこからまた状況が一変したそう…。

■憎かった元不倫相手が家を訪ねてくるように…

「いきなり家に、ユウイチが押しかけてきて『子どもに会いたい』と言うんです。彼には腹が立っていたので、もちろん最初は会わせませんでした。

けれど、その日から何度もユウイチがひとりで訪ねてくるようになり、私もそのうちに『会わせるくらいならいいかな…』と家にユウイチを入れてしまいました。

そして、そこからユウイチとの不倫関係が再燃してしまったんです…」

フミカさんはユウイチさんを許せないほど憎んでいたはずなのに、何度か家で会ううちに、また関係をもってしまい、気づいたら恋人関係に戻ってしまっていたと言います。

「気づいたら、そこから2年もユウイチと不倫をしていました。私はやっぱりユウイチのことが好きだったのと、もしかしたら今度こそ彼は離婚をして、私と子どものもとに来てくれるかもしれないという期待があったんです。

けれど、それから2年経っても、ユウイチは私たちのもとには来ませんでした。それどころか、ユウイチと足かけ5年不倫していたことが奥さんに知られ、私が奥さんに多額の慰謝料を支払う形で関係を終えました。今では、なんで2回も同じ男性に騙されたんだろう…と、自分の愚かさを悔やむ毎日です」

ユウイチさんとヨリを戻してしまった当時の決断を今でも悔やんでいるというフミカさん。

「今では彼にとって、私はいったいなんだったんだろうという虚しさしかありませんし、それ以来、男性不信になってしまい、恋人をつくる気にもなれずにいます。

今年、私は45歳。シングルマザーの道を選んだことに後悔はありませんが、ユウイチのような男性と出会い、彼を信じた結果、人生が大きく狂った自覚はあります。もしかしたら、“既婚者だ”と知らされたときに別の決断をしていたら、今の私の人生は全然違ったのかもしれないな…と考えることもありますね」


彼女が「ドロ沼不倫にハマったキッカケ」とは…!? 前編はこちら。



いわゆる“隠れ既婚者”の男性に騙され、人生を狂わされてしまう女性もいます。どんなに相手を「好き」だと思っても、相手が既婚者である以上、不倫は不倫。

騙された被害者であるうえに、不倫を続けたことで最終的に苦しい思いをする女性が後を絶たないのも事実です。既婚者であることを隠して独身女性に近づくような男性がいなくなることを願ってやみません…。

©RunPhoto/gettyimages
©torwai/gettyimages