“寝ている夫”に背を向けながら… 35歳妻が10歳年下の彼と不倫を続ける「ヤバすぎる理由」【前編】

文・並木まき — 2021.10.12
不倫なんて遠い世界の話だと思っていても、ひょんなことから足を踏み入れ、結果としてドロ沼な展開を迎えてしまう人も散見されます。今回は、夫がいながらも10歳年下の男性との不倫を経験した瑞季さん(仮名・35歳)に、当時の経験を聞きました。

■偶然に知り合った友人の知り合いと一夜を…

「不倫相手のユウジ(仮名・25歳)との出会いは、女友だちが主催した飲み会が終わって、その友人と飲み直していたときのことです。

たまたまそのお店に、友人の元取引先のユウジが来て、友人が『合流しない?』と言うので、ユウジも交えて飲むことになりました」

友人とユウジさんが会ったのは数年ぶりとのことで、最初のうちは2人の昔話を聞いていただけだったという瑞季さん。しかし、友人がトイレに立ったタイミングで、ユウジさんから「めちゃくちゃタイプです」と言われたのだそう。

「そんなこと、男性から面と向かって言われたことがないからビックリしましたよ。

でも、相手は酔っているからそんな調子のいいことを言っているんだろうと思って、最初は相手にしていませんでした」

■数日後、友人を通して連絡先を交換

それから数日後、女友だちから瑞季さんに連絡がきて「みんなのグループLINEを作るね」と言われたため、瑞季さんは素直に応じたそう。すると、ユウジさんからすぐに個人的なLINEが届いたのです。その後、それを機に2人は急速に距離を縮めることに…。

「ユウジから『2人きりで会いたい』って言われて、驚きました。だけど私も、ユウジに『タイプ』って言われてから、どうもユウジのことが気になっていて…。

そこで、食事くらいならいいかなと、翌週に会うことにしたんです」

■2人きりで会ったその日、激動の展開に…

「ユウジの指定したお店は、こじんまりとした和食屋さん。そういうお店にほとんど行ったことのなかった私は、おしゃれな空間に心が躍りました。

その日、お互いの身の上話をしあって、ユウジが過去に女性からとんでもなくヒドイ目に遭わされて女性不信になっていることや、大人の女性と付き合って心の傷を癒したがっていることを知りました。

それで、なんだかかわいそうになってしまった私は、ユウジの心の傷を癒やすお手伝いをしたいと思ったんです…」

その日から毎日LINEのやりとりが続き、デートも週に1回はする関係に。男女の仲になったのは、3回目のデートのときだったそうです。

「女性不信だと言っていた通りで、夜の方も最初はうまくいきませんでした。私がリードしてあげて、なんとか終えるような感じでしたね。

ただ、デートを重ねるたびにユウジの心の傷が癒えてきているのがわかって、私はそこに“生きがい”を感じるようになっていきました。

夫との結婚生活が空虚に感じていたので、ユウジの心の傷を癒すことで自分の存在意義を見出した気になっていたんです」

夫が寝静まったあとに、隣で寝ている夫に隠れてユウジさんとのLINEに明け暮れ、夫が出張に行くときには瑞季さんがヘソクリからお金を出してユウジさんを旅行に連れていき…という関係が4か月ほど続いたそう。

しかし、そんな関係も長くは続きませんでした。あるとき、瑞季さんが予想もしない形で夫に不倫がバレたのです。


彼女を待っていた「地獄すぎる結末」とは…!? 後編に続きます。



不倫とは無縁だと思っていても、些細なことからドロ沼不倫へ足を踏み入れてしまう人もいます。

しかし、どんな事情があれど不倫は許されざる行為。不倫の先に待ち受けている悲惨な結末を迎えたくないのなら、最初から不倫に手を染めるべきではないのでしょう。

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