その生理前のつらさ、普通じゃない! PMSを軽くできる毎日するといいこと
生理前に起こるココロやカラダの不調“PMS”について調査!
今回座談会に参加してくれたのは、左から、30代になってからPMSに悩んでいる能美黎子さん(anan総研No.57)、生理前のイライラや落ち込みに悩んでいる沓掛沙椰さん(anan総研No.230)、生理前は微熱が出たり扁桃腺が腫れるという関口百合子さん(anan総研No.31)。そんな3人が、anan総研メンバーへ調査したPMSについてのアンケートを見ながら、赤裸々トークをしました。
anan総研…『anan』の読者組織。約200名の20代~30代の女性が集まっている。
今、PMS(月経前症候群)の症状で悩んでいますか?
anan総研メンバーは、「少し悩んでいる」人も含め、悩んでいる人が約60%以上。その中でも「とても悩んでいる」と回答した人が約20%弱と、20〜30代女性の中でPMSの存在がより深刻な存在であることがうかがえます。
関口 PMSに悩んでいる人がこんなに多いんだね。私もその一人。カラダのだるさや風邪のような症状が出るんだけど、生理が始まるとピタッとなくなるの。大学生の頃から、よくわからないカラダの不調に悩んでいたけど、「PMS」という言葉を知って、私の症状はこれだったのか! って気づいたんだ。
能美 私は30代に入ってから急に、生理前に肌荒れが起きたり、眠気やだるさ、食欲増進、イライラに悩むようになったから、加齢のせいかと思っていた。PMSって言葉を知るまでは、イライラする私が悪いのかな…って落ち込んでいたから、こんなにたくさんの人が同じ悩みを持っているなんて、ちょっと安心した。
沓掛 私は思い返すと中学生頃からPMSの症状があったと思う。生理前になると腰が重かったり、だるさ、頭痛、にきびや吹き出物などの肌荒れ、感情の起伏が激しくなるなど、症状はそのときによってさまざま。PMSが辛い月もあれば、あまり症状が出ない月もあって。当たり外れのあるクジのようなものだと思って、諦めていたなぁ。
PMSの症状、具体的にどんなことで悩んでいますか?
PMSの症状として、「イライラする」と回答した人が一番多く、次いで「眠くなる」「にきび・吹き出物・肌荒れが起こる」が同票という結果に。
PMSの症状によって起こった事件やハプニングなどがあれば教えてください!
「仕事中にイライラすることが多くなるけど、感情的になってはいけないからそれを抑えることでさらにイライラが増加。そのストレスで肌が荒れたり、ため息が多くなり、急に涙が出ることもあります」(33歳・モデル)
「眠気のせいかボーッとしてしまい、約束ややらなくてはいけない仕事の期日を忘れて焦ることが…。さらに普段なら1時間で終わる仕事が丸一日かかります」(32歳・不動産)
「友人との旅行の中、PMSで妙にイライラし、帰りの車で冷たく当たって気まずい空気に。気持ちをコントロールしたいのにできなくて、長時間の沈黙が辛かったし、申し訳なかったです」(29歳・WEBライター)
沓掛 私も、イライラや落ち込み、カラダが重かったりして、夫への不満が爆発しちゃったことが何度も(笑)。昔は横になるとか休息を取れていたけど、子育て中だと思うように休めないこともあり、子どもに怒り過ぎちゃって、後から反省する…というのを繰り返しちゃう。
能美 イライラして後悔することってあるよね。私は生理前になると食欲が増加するから、ジャンクフードを食べ過ぎて肌荒れしちゃうこともあるんだ。あと、眠気がすごくて朝起きれなかったり…。生理前だから仕方ないと思って何も対策をしていないけど、気分の浮き沈みや肌荒れ、過度な眠気が少しでも和らぐ方法があれば嬉しいな。
関口 私は生理が始まる1週間くらい前から体調が悪くなる。時に扁桃腺が腫れたり、声が出なくなってしまうことも…。特に寒くなる秋冬は起こりやすいかな。毎月、体調不良を感じていて、市販の風邪薬や栄養剤を飲んで対処してるから、改善したい。
みなさん、気持ちのコントロールがうまくできなかったり、眠気、肌荒れなど、さまざまな症状のPMSに悩んでいることがわかりました。そんな辛いPMSのメカニズムや改善策のひとつとなりうるアイテムをご紹介します。
PMSの原因とは? メカニズムと改善方法も。
そもそもPMSとは一体何なのか、そのメカニズムや改善方法を、PMSを長年研究する『小林製薬』の命の母ブランド担当の白石千夏さんに教えてもらいました。
白石さん PMSとは月経前症候群のことで、生理3~10日位前にあらわれ、生理開始とともに消失するイライラなどの精神症状やカラダの不調症状のこと。昔から存在する病名ですが、ここ数年でメディアで特集を組まれるなど、知名度が上がっています。
能美 女性向けの雑誌やウェブサイトでもPMSっていう言葉はよく見るようになりましたが、病名だったんですね! PMSになってしまうのはなぜですか?
白石さん 女性ホルモンは2種類あり、普段その2つはうまくバランスを保っているのですが、生理前になると、女性らしさをつくるエストロゲンが減り、妊娠するためのプロゲステロンが増えます。プロゲステロンが増えると、妊娠するための準備として、栄養補給のために食欲増進、ゆっくり休むために眠気が強くなったり、カラダを守るために他人に敵対的になってイライラする、というような症状が出てしまいます。他にも、ボーッとする、落ち着かない、肌荒れ、カラダがだるい、むくみ、生理痛なども、生理によるホルモンバランスの乱れの可能性があります。
沓掛 どうしてPMSや生理痛が辛い月と、症状が少ない月があるんですか?
白石さん ストレスや不規則な生活習慣などが、女性ホルモンのバランスや自律神経の乱れの原因にもなります。そのため、月によって症状に違いが出ると考えられます。
関口 PMSの症状を改善することはできますか?
白石さん カラダを温めて血の巡りを良くすることや、生理周期による女性ホルモンのバランスを整えてくれるお薬を使うことで、PMSとうまく付き合っていくことができます。例えば、『命の母ホワイト』には、「血の道症」という効能があり、血の道症にはPMSも含まれます。
ーーPMSは、女性ホルモンや自律神経の乱れによって起こることがわかりました。そこで、毎月悩んでいる症状を改善してくれる、小林製薬の『命の母ホワイト』についても詳しく聞いてみましょう。
『命の母ホワイト』がおすすめな理由
女性薬 命の母ホワイト(第2類医薬品)効能・効果:月経痛、月経不順、ヒステリー
<左から> 180錠 ¥2,640、84錠 ¥1,210
白石さん 『命の母ホワイト』は、婦人科系の病気に使われるさまざまな生薬が、11種類配合。血行を促しカラダを温めることで女性ホルモンや自律神経の乱れによって起こる不調を改善し、生理時の痛み(生理痛)や頭痛、腰痛やイライラなどの心身不調や生理不順、冷え性などを改善してくれます。生理前は水分や血をため込みやすくなるのですが、代謝を高める生薬も入っているので、スッキリとします。
能美 生理前のイライラや眠気が和らぐなんてすごく嬉しい。医薬品だから信頼して飲むことができますね。
白石さん そうですね。15歳から飲めるナチュラルなお薬です。PMSなど、生理前の不調が気になっている人は、生理の10日くらい前(症状が来るなと感じたら)から生理が始まるまで、生理不順が気になっている人は毎日飲むのがおすすめです。
PMSや生理痛をもう我慢しない!
関口 生理前の不調や生理痛、生理不順を「仕方ない」と思って何の対策もしていない人には、『命の母ホワイト』をおすすめしたいよね。
沓掛 生理が続く限りずっと、痛みや辛さと付き合っていくしかないと思っていたから、すぐに試してみたいな。
能美 生理前の症状を改善できるなんて嬉しいよね。以前の私のように、女性ホルモンのせいだということを知らずに自分を責めてしまっている人にもっと知ってもらいたい!
毎月諦めていた、生理前に起こるココロやカラダの不調。そんな辛い症状を改善してくれる『命の母ホワイト』で、快適な毎日を過ごしましょう。
教えてくれた人
小林製薬株式会社 ヘルスケア事業部 マーケティング部 漢方・生薬グループ ブランドマネージャー NR・サプリメントアドバイザー
白石 千夏さん