結婚前に知りたかった…新婚妻ががっかりした夫の残念すぎる一面3つ

文・西田彩花 — 2023.9.1
彼のことをよく知っているつもりでも、結婚してからわかることも必ずあるはずです。そこで、「結婚してから後悔した…!」というエピソードを聞いてみました。結婚を考えている彼がいる方は、それとなくチェックしておいても良いかも…!?

お母さん想いだと思っていたら…

年上の女性にバックハグする男性

「実家をとても大切にしている夫。家族想いだなと、最初は好感を持ったくらいです。彼の実家では母親が物事を決めることが多いようで、特に母親の意見を尊重しているように見えました。
違和感を覚えたのは、プロポーズされてからです。結婚式の段取りなども詳細に連絡を取っていて、何事も決めるのに時間がかかりました。私としては、早く決めたいという気持ちが先走り、違和感よりもイライラが勝っていました。


結婚生活後は、毎日のように義母に電話。お母さん想いを通り越して、マザコンです。新しく買う家具を、なぜ相談するのでしょう。彼自身はとても優しく、大好きなんです。だけど、マザコン度合いが過ぎるような…。
でも、子どもができたら家族のあり方も変わるかもしれないと、将来にちょっぴり期待しています」(ユカリ«仮名»/32歳)

倹約家にしても…

ケンカ中のカップル

「ギャンブル好きだった元カレにうんざりしていたこともあり、今の夫の倹約的な面は、長所だと捉えていたんです。結婚生活を想像したときも、『浪費する人よりも絶対に良い!』と考えていたくらい。だけど、結婚した今は、価値観が違いすぎてついていけないと感じてしまうんですよね。
私自身は適度に趣味も楽しみたいタイプなので、あまりにストイックに倹約されると、制限ができてしまいます。最初は共同口座を作っていましたが、ストレスが溜まったので別々にしました。


一緒に暮らしていると、彼からは私が浪費家に見えるみたい。例えばシャワーの時間が長いと、節水できていないと言われてしまいます。冬の寒い日にも、暖房を極限までつけないので、とてもでないけど同じ部屋で生活できず、早々に寝室も分けました。
私は子どもがほしいのですが、教育費にまで文句を言われそうで…。倹約家とケチって紙一重だなと思っていますね。お金の価値観はもっとしっかりと確かめておくべきでした」(ハルナ«仮名»/28歳)

家事分担しようにも…

言い争っているカップル

「夫は男兄弟しかおらず、おそらく家事を手伝うような習慣がなかったんだと思います。ゴミの分別は、『燃えるゴミと燃えないゴミの2種類』と思っていたようで、当初はゴミ箱を見て驚いていました。また、洗剤が体に悪いものだと主張して、食器洗いも水のみで洗おうとするんです。汚れが落ちないことを説明すると納得していましたが…。


私にとっては普通なのに、夫にとってはそうでないことが多くあります。ただ、夫は家事分担に積極的なので、調べたり覚えたりしてくれます。最初は不便があっても、徐々に気にならなくなるといった感じでしょうか。
困るのは、彼の実家に行ったときです。義父母は『家事は女性がするもの』という考え方。夫が食器洗いしようとする姿を見ると、私が責められるのです。『家でちゃんと家事をやっていないのか』といった具合ですね。夫が説明しても聞く耳を持たないんです。
今は、普段の生活では今のところ問題ないからと自分を納得させています」(シオリ«仮名»/31歳)

結婚前は長所だと思っていたことが、共同生活では大変になることも。夫の実家ともなるべくうまく付き合いたくても、簡単にはいかないケースもありそうです。

結婚前に確認できれば良いことかもしれませんが、交際時にはなかなか気づかないのかもしれませんね。少しでも引っかかるところがあれば、先に確認しておいたほうが、将来の結婚生活のためになりそうです。

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※ 2021年9月22日作成