意外とシンプル… 男性が「子どもが欲しい」と思った理由3選

文・並木まき — 2021.7.21
大好きな彼と結婚して家族になりたいと思っているときに、「俺、子どもはまだいらないかな」と言われたら落ち込む人もいるでしょう。では、逆にどういったときに男性は「子どもが欲しい」と思うのでしょうか? 今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、男性たちに聞いた「子どもが欲しいと思ったきっかけ」を3つご紹介します。

1:本当に好きな人と出会ったとき

「これまでは彼女ができても、『結婚はしたいけれど子どもはいらないかな……』と思っていたんです。しかし、本当に好きな人と出会えたことでその考えが変わりました。

それまでは、子どもがいると何かと大変だし、育てるのにもお金がかかるしっていうネガティブなイメージしかなかったのですが、今の彼女と出会ってからは『この人と俺の子どもが欲しい!』と思うようになりました。

今までとは考え方が180度変わったので、自分でも驚いています」(35歳男性/IT)

2:加齢を痛感したとき

「僕は一生独身でいるつもりだったのですが、そんな僕でも加齢によって体力が衰えたことを痛感したときには『このままでいいのかな? 結婚して子どもを作るべきなんじゃないか』と思ったんです。

そこで、そのときに付き合っていた彼女と結婚をして、子どもができました。

いわゆる“晩婚”という感じだったので、子どもが成人したときに僕は還暦近い年齢になるんですけど、将来のことや老後のことを考えると、あのときに結婚しておいてよかったなと思っています」(47歳男性/サービス)

3:まわりの友だちが父親になったとき

「僕が父親になりたいなって思った理由は単純で、まわりの仲間たちがみんな父親になったからなんです(苦笑)。

いつも遊び歩いていた男友達が父親になってからは飲みに行かず、その代わりにSNSで家族サービスの様子を投稿しているのを見て純粋に『羨ましいな〜』と思ったんですよね。

僕自身の結婚は早かったけれど、『子どもはいらないかな』とずっと思っていました。だから、妻が子どもを欲しがっても『まだいらないんじゃないかな』と言い続けていたのですが、そんな事情から考え方がすっかり変わりましたね。今となっては、二児の父親です」(34歳男性/飲食)

男性たちが「子どもが欲しい」と思った理由は、シンプルなこともあるようです。

今の時点では夫や恋人が「子どもはいらないよ」と口にしていても、ひょっとすると些細なことをきっかけに考えもガラリと変わるかもしれませんよ。

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