なぜ不倫はやめられないのか… 独身女性が「ズルズルと不倫を続けてしまう」理由3つ
就職がうまくいかなくて……
「コロナの影響でリストラされてしまい、就職活動をすることになったんですがうまく進まなくて。
そんなときは、転職経験もあって私のことをいつも肯定してくれる彼にいつも話を聞いてもらっています。
彼とは不倫関係ですが、彼の存在がないと頑張れないので、別れるのはよほどのことがないと考えられないです」(28歳/飲食関係勤務)
弱っているときに自分のことをよく知っている人に連絡して、励ましてもらいたくなることはありますよね。
しかし、そんなときの頼り先が不倫相手だと離れることも難しくなるでしょうね。
「愛しているのはお前だけだ」と言われ……
「別れようと思うたびに、不倫相手の彼に引き止められるんです。
『愛しているのはお前だけだ』『俺から離れるのは許さない』って言われると、やっぱり嬉しくなってしまい突き放せないんです。
自分でもバカだなと思うこともあるけれど、そこまで求めてくれる人って『彼以外もういないかも』と思ってしまって……」(33歳/金融関係勤務)
好きな相手からそこまで強く求められたら、誰しも嬉しくなってしまうでしょう。
ただ、彼が本当に彼女のことを愛しているのなら、こんな風にダラダラと不倫関係を継続させていないはずですよ。
別れてもいい出会いがなくて…
「このままズルズルと付き合っていてはダメだと思って、不倫相手の彼に別れを切り出したんです。
そうしたら、彼も意外とあっさり受け入れてくれたんですが、定期的に「元気か?」という連絡が来るんですよね。
彼と別れた後に『独身の彼氏が欲しい!』と思って何人かと会ってみたんですが、どうしても彼の居心地のよさと比べてしまって。
タイミングよく彼から連絡がきたのをきっかけに、ヨリを戻してしまいました」(31歳/住宅メーカー勤務)
不倫をやめて独身の彼氏を探そうと出会いの機会を増やしても、不倫相手の元彼と比べてしまい「物足りない」と感じてしまう場合もあるようです。
しかし、結婚後に女性の扱い方や包容力が身についた既婚男性と、その経験がない独身男性を比べてしまえばそう思ってしまうのもしょうがないのでしょう。一度別れを決意したのなら、不倫相手のアカウントをブロックするなどして連絡が取れないような環境を作ることも大事ですよ。
別れようと思っても別れられないときに、そんな自分を「私は意思が弱いんだ」と責めてしまうと、余計に負のループにハマります。
不倫相手に連絡したくなったときは、いったん深呼吸をして「私は今、そのくらい追い詰められているんだな」と自分自身のことを理解しましょう。自分の気持ちを認めると「なぜそこまで彼に執着してしまうのか?」というもっと深いところにある自分の気持ちが見えてくるはず。
そうやって頭を整理すると、不倫から抜け出すことができるでしょう。
©Igor Ustynskyy/gettyimages
©Matthew Leete/gettyimages