すべて夫に“丸聞こえ”… 「お泊り不倫中」に起きたヤバすぎる事件3つ

文・塚田牧夫 — 2021.7.16
不倫関係であれば、絶対に周囲にバレないようにと細心の注意を払うはず。しかし、なかには不倫相手とお泊りするという大胆な行動を取る人も……。そんなことを繰り返していれば、やはり悲劇が訪れるようです。今回は、“お泊り不倫中に起きたヤバい事件”と題して、経験者に聞いた体験談を3つご紹介します。

「会話が丸聞こえ」事件

「私は“友だちの家に遊びに行く”と言って、不倫相手の彼の家に泊まりに行ったことが何回かあります。夜に1度だけ夫に電話をすれば、疑われることもなかったんです。

なので、彼がお風呂に入っている間に夫に電話をかけました。ところが、いつもの癖でスピーカーフォンにしてしまっていて……。

そのため、通話中に彼がお風呂から“一緒に入ろうよ”と言った声がもろに向こうに届いてしまいました。“男性といるの?”となりますよね。

ただ、幸いにもお風呂のことだとは思わなかったみたいで、友だちの弟が来ていたということでなんとかごまかしました」マドカ(仮名)/35歳

「屋根伝い逃亡」事件

「私の夫は出張で家を空けることがあります。そのときに合わせて、不倫相手の彼を家に招くことがありました。ある日、そのような状況になったんですね。

ところが、悪天候で飛行機が離陸できず、夫が引き返してきたんです。帰りが深夜ということで夫も連絡を寄越さず、玄関からいきなりガチャガチャと鍵を開ける音が聞こえました。

こっちはパニックですよ。幸いチェーンをかけていたので、少しだけ時間に猶予がありました。その間に彼は荷物をかき集めて屋根裏部屋へ。私は彼の靴だけを隠してドアを開けました。

その結果、なんとかバレずにすみました。しかし、外でドサッという物音が……。なんと彼は天窓から出て、屋根を伝って逃げようとしたところ、落下してしまったんです。

幸運なことに怪我はなかったですが、さすがにもう家には呼べなくなりました」メグ(仮名)/32歳

「思いやりのギフトカード」事件

「私の誕生日が近づいていたときのことです。夫とは結婚して7年になりますが、会話も少なく、冷え切った関係になっていました。

その前の年、夫は私の誕生日を忘れていて完全にスルー。そういうことがあったので、今年もきっと覚えていないだろうと思っていたんです。そこで、不倫相手との予定を入れていました。

当日、“友だちの家に行く”と理由をつけて彼とホテルへ。すると、ホテルで自分のバッグを開けたときでした。中に入れたおぼえのない封筒のようなものがあったんです。

開けてみると、それはギフトカードでした。しかも3万円分の。メッセージカードが入っていて、“友だちとおいしいものでも食べてきて”と書かれていましたね。

予想していなかった夫からの誕生日プレゼントによって、ものすごく罪悪感にさいなまれました」ユリコ(仮名)/36歳

“お泊り不倫中に起きたヤバい事件”をご紹介しました。

不倫は大切な人を裏切る行為でそういった行動を続けると罰が当たるのでしょう。せめてこれ以上の罪を重ねないように、一刻も早く不倫から足を洗ってほしいものです。

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