本命になれて“幸せの絶頂”のはずが… 彼に突然告げられた「衝撃の一言」【アラサー女性の告白 前編】

文・塚田牧夫 — 2021.6.27
相手の何気ないひと言が、深く胸に突き刺さることもあると思います。それが幸せの絶頂を迎えているときだと、余計に傷付くことも。今回話を伺った雅美さん(仮名・34歳)は、長い間浮気相手として付き合っていた男性とようやく正式な交際に至ったものの、その後“衝撃的なひと言”を告げられたそう。当時の状況や経緯について語ってもらいました。

彼との出会いは?

「今から10年以上前、時給がいいということで友だちに紹介してもらい、パチンコ屋さんでアルバイトを始めました。そこで彼と出会ったんです。

彼は私の4歳上で、バンドを組んで活動していました。あるとき、スタッフのみんなで彼のライブを見に行ったんです。普段、バイト中はヤル気もなくダラダラとしているのに、ステージ上では生き生きと輝いていました。

そのギャップにやられて、好きになってしまったんですね。ただ、彼には同棲している彼女がいました」

浮気相手となるキッカケは?

「それから何度か彼らのライブに足を運んでいたんです。するとあるとき、打ち上げに誘われ、そこで初めて彼と深い話をしました。

彼は片親で、“早く売れて母親に楽をさせてあげたい”と言っていました。ミュージシャンとして彼が音楽にかける熱い思いなどを聞き、ますます好きになってしまったんですね。

帰り際、彼に“家に行っていい?”と聞かれ、断る理由はありませんでした。私の運命の歯車が狂い始めたのは、思い返せばまさにあのときだったんでしょう」

正式に付き合うことになったのはいつ?

「浮気相手として1年ほど付き合った頃でした。彼が突然バイトに来なくなったんです。サボり癖はあったので、その時点ではまだ心配していませんでした。

ところが、本業であるバンドにも顔を出さなくなっていたようです。入っていたライブは全てキャンセル。連絡もつかなくなり、完全な失踪状態となりました。

すると1週間後、突然彼が私の家にやってきました。そこで、“バンドは解散した”と。さらに、“彼女とも別れた”と言うんです。

そのときは、彼が戻ってきてくれたことに幸せを感じていました」

彼に言われた衝撃のひと言とは?

middle aged woman is sleeping on the bed

「どこに行っていたのかと尋ねると、“沖縄に行っていた”と言われました。なぜかというと、彼の父親は沖縄の人だそう。自分のルーツは沖縄にあり、そこで自分を見つめ直してきたと言うんです。

かつて彼の父親は東京に出てきて、母親と結婚。彼が生まれました。しかし、何の仕事をしても長続きせず、挙句の果てに他の女性と関係を持ってしまったそう。そして、その女性が家に乗り込んできて、幼い彼は修羅場を目の当たりにしたそうです。

彼は言いました。“俺のなかにはあいつの血が流れている”と。続けて、“俺は人を幸せにできる人間じゃない”と言うんです。

せっかく私だけの彼氏になって、これから幸せな日々が続くと思っていたのに……。そんな複雑な気持ちで彼との交際がスタートしました」

女性を待ち受けていた「衝撃の結末」とは…!? 後編に続きます。

“幸せの絶頂で告げられた彼の衝撃のひと言”をご紹介しました。

ようやく本命になれたところで彼に告げられた衝撃的な一言。“この先に待っているのは不幸なのかもしれない”と複雑な気持ちになったのでしょう。

そしてこの後、雅美さんは彼の一言を胸に抱えたまま、本当に茨の道を突き進んでいくことになったそうです。

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