一線は越えなかったけど…男女間の友情はやっぱり成立しないと感じた瞬間4つ

文・塚田牧夫 — 2023.8.10
「男女間の友情」の有無について、議論を呼ぶこともありますよね。それぞれの意見があるかと思いますが、なかには友情が成立しない場合もあるよう。そこで今回は、“友情は成立しないと感じた瞬間”について男女の意見をご紹介します。

一緒に寝ていたら

「仲のいい男女のグループがあるんですね。みんなで海に行ったときです。夜、ホテルの一室に集まりみんなでお酒を飲んでいました。そして、そのまま寝てしまったんです。

私が寝ていたベッドでは、男友だちも一緒に寝ていました。“何も起こらないだろう”と思っていたので気にせず寝ていたら、向こうが急に密着してきたんです。

寝ぼけているんだろうと思い薄っすらと目を開けたら、じっとこっちを見ていました。あれはちょっと怖かったですね」アカリ(仮名)/26歳

いくら友だちであっても、一緒のベッドで寝るのはやはり危険のようです。相手がそこで本性を出してくる可能性がないとは言い切れないでしょう。

幸せそうな彼女に嫉妬

「昔からよく知っている男友だちがいました。彼女がいることも知っていましたが、よく2人で遊んだりもしていたんですね。そんなある日、偶然男友だちが彼女と一緒にいるところに出くわしてしまったんです。

彼女とはそれが初対面。その彼女は友達にすごくベッタリとくっついた状態で、“どうも~”なんて気軽に話し掛けてきたんです。私はなぜかそこでイラついてしまったんですね。しばらくの間腹が立っていたんですが、その原因が何かと考え、“嫉妬”だと気づきました。

もしかしたら、私は友だちのことが好きだったのかもしれないと思ったんです…。それ以来、2人きりで会うのはやめました」ユウナ(仮名)/27歳

自分のなかにひた隠しにしていた感情が、表に出てきてしまったんですね。そうなると、彼だけでなく自分のためにも2人きりで会うのは控えたほうがいいかもしれません。

慰めているうちに

「あるとき、女友だちから急に連絡が来たんですね。“彼氏のことで相談にのって欲しい”と言うので、彼女の家に話を聞きに行ったんです。僕にも彼女がいたので、その子とは本当に友だち関係でした。

ですが、話をしているうちに向こうが泣き始めたんですね。そこで僕が落ち着かせるために肩に手をのせてポンポンと叩いていたら、彼女が急にカラダを寄せてきて…。

その子と寄り添うような状態になったとき、不覚にもドキドキしてしまい…。やっぱり彼女以外の女性とは2人きりになってはいけないなと思いました」エイタ(仮名)/31歳

いくら友だちだと思っていても、距離が近すぎると相手にドキドキしてしまうことも。そうならないためにも、相手と友達でいたいのならある程度の距離は保つようにしたほうがいいでしょう。

別れたと聞いて居ても立っていられず

「もう6年近くの付き合いになる女友だちがいます。向こうに彼氏がいることも知っていたし、気にしていないつもりでした。

しかし、あるとき“その子が彼氏と別れた”という情報が入ってきたんです。すると、途端に胸がゾワゾワとし始めて…。居ても立ってもいられなくなりました。

その瞬間、“彼女に親しくしていたのは、好きだからだったんだ”と自分の素直な気持ちに気づきました」ケイタ(仮名)/28歳

「彼氏と別れた」と聞いたことで、「誰にも獲られたくない」「自分のものにしたい」といった衝動が湧き上がってきたのでしょう。その結果、自分ですら気づいていなかった本心を自覚してしまったようです。

“男女の友情は成立しないと感じた瞬間”をご紹介しました。

片方が成立すると思っていても、もう片方に恋愛感情や下心がある場合は「男女の友情は成立していない」と言えるのかもしれませんね。

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※ 2021年6月18日作成