何もできないヤツだから…女性約200人に聞いた「最低すぎる夫の言動」

文・田中亜子 — 2021.6.14
妻が夫に対して「死ねばいいのに!」とつぶやくドラマの名シーンがありました(2013年フジテレビ系列『最高の離婚』より)。そこで、20代から30代女性の集まるanan総研メンバー約200人に、それに匹敵するレベルの「最低だと思った夫や彼の言動」をリサーチ。今回はその第二弾です。恋人にしてはいけない男性のタイプが大集合しました!

女性約200人に聞いた「最低すぎる夫の言動」

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【アンアン総研リサーチ】

20代から30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に、一生忘れられない「最低すぎる夫や彼の言動」を聞いたところ、衝撃的なエピソードが集まりました。妻や彼女を何だと思っているのでしょう。人と人して認めていない彼らの言動を紹介します。

経営者だからって偉そうに…

「いま私は会社をやめて、会社経営の夫の手伝いをちょこっとだけしています。彼の仕事を手伝っていて、連携不足でミスが発生。もともとミスが起こりやすいシステムだったので新しいやり方を提案したら『提案内容は良いけど、ミスが起きてからの提案だと責任逃れしてるように見える。だから会社でうまくいかなかったんだなって思った』と。結婚してから一番むかついたしショックで、その日から2日間は家事も一切やらずほとんど寝てました」(27歳・主婦)

偉そうに言っていますが、失敗は成功のもとですよ。責任逃れじゃない、責任を感じてるから提案したんです。妻を思い切り下に見ているから、なんでも否定したがるのでしょう。この夫との結婚生活は大変そうですね。

彼女を母親と思っているパターン…

「元カレふたりの話です。まずひとりめは、真夜中に、ラーメンがほしいだの鍋が食べたいだのわがままを言ってきて、その通りに準備してあげたのにも関わらず、麺の硬さが気に食わないと文句を言ってきたんです。かなりカチンときましたね。ふたりめは、香港人の元カレ。ご飯を炊いてあげたら(海外の炊飯器で使い方も不明)、『アジア人なのに米も炊けねえのか』と言われて、本気で腹が立ちました。あんたの炊飯器が意味不明なんだよって(笑)。しかもその彼は、彼の友達に私を彼女と紹介せず、私がいないときに、私をシェアしてる同居人と説明したそう。とにかく元カレについては、死ねばいいのにエピソードが多いです(笑)」(29歳・自営業)

元カレ、ろくな人たちではありませんね。よくありがちな、彼女を母親だと思ってしまうイタいタイプなのでしょう。甘えられて嬉しい女性もいるでしょうが、かわいげのある甘えと、ただのわがままを一緒にしてはいけませんよね。親しき仲にも礼儀あり、ある程度の節度を守ってほしいものです。でも、この方、「元カレ」と強調しているので、きっと今カレさんとは幸せなのでしょう。そう思っておきます!

モラハラの典型的な例…

「私が頼まれごとを忘れてしまったり、ミスが続くと、無能だの、低脳だの、それくらいもできないのか、と言われます。なかでも、一番傷ついたのは共通の知人の前で、私のことを『結局何もできないヤツだから』と言ったことです。私は自分なりに彼をフォローしたり、彼ができないことをしています。日頃のこういった行いも忘れられて、人前で私をけなすことが生きがいみたいです」(26歳・契約社員)

人は辛い環境に置かれ続けると、それが普通と感じるようになるといいます。世界は広く、素晴らしい場所もたくさんあるというのに。…なぜそんな彼と一緒にいるのか。傍から見れば多くの人が不思議に思うでしょうが、この方はいまの状況が普通だと思っているのかもしれません。大好きな恋人に向かって、そんな酷い言葉を浴びせるパートナーはいません。その彼との出会いは人生の通過点にすぎないと思って、運命の相手を探したほうがよさそうです。

以上、女性約200人に聞いた「最低すぎる夫の言動」でした。酷い方々だらけでしたが、素敵な人は確実にたくさんいます。自ら動いて幸せになりましょう。


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