懺悔の気持ちでいっぱいです…不倫男性が改心した妻からのLINE3選

文・上岡史奈 — 2022.10.11
夫の不倫がわかったとき、離婚ではなく関係を再構築することを選ぶ妻もいます。ただそのためには、夫に心から反省してもらうことで同じことを繰り返さないようにする必要があります。そこで今回は、不倫夫を改心させた「妻からの衝撃LINE」について経験者に聞いてみました。

不倫相手のことまで思いやった長文LINE

「会社の若い部下との不倫がバレてしまったとき、妻から長文のLINEが届きました。

そこには若い女性の人生を不倫で狂わせてはいけないということや、自分が至らないせいで不倫に走らせてしまって申し訳ないということが書かれていたんです。

その文章を読んだ瞬間にハッと目が覚め、不倫相手との別れを決意しました」(37歳/広告関連会社経営)

通常ならば、不倫した夫や相手の女性に対して怒りが湧いてしまうはず。ただそうなると、“妻が共通の敵”という形で夫と不倫相手が団結してしまう場合もあります。

不倫相手の立場まで思いやった発言ができる妻はなかなかいないからこそ、その言葉は夫に深く刺さったのでしょう。

あっさりと離婚を突き付けられた

「妻から突然『あなたのLINEを見て不倫していることを知りました』『私は実家に帰ります。何もいらないので離婚してください』という連絡が届いたんです。

軽い気持ちで始めた不倫でしたが、そこまで妻を追い込んでしまったのかと猛省しました」(27歳/飲食関係勤務)

不倫する男性のなかには、「バレないだろう」「バレても許してもらえるだろう」という甘い考えを持っている人もいます。

そんなときに妻側から「離婚する」と言われると、急に慌ててしまうようです。

毎日LINEで子どもの写真が送られてきた

「不倫相手の家に入り浸るようになった頃、妻から『今日はこんなことがあったよ』と子どもの写真つきで毎日LINEが送られてくるようになったんです。

最初はなんとも思っていなかったんですが、次第に『こんな可愛い子どもがいるのに、俺はここで何をしているんだろう』と目が覚め、妻に頭を下げて家に帰りました。

もう一度僕にチャンスをくれた妻には感謝しかないです」(34歳/不動産関係勤務)

不倫相手に夢中になってしまったとしても、自分の子どもへの愛情がなくなる人はめったにいません。

血のつながった可愛い子どもの存在が、不倫男性にとって家庭に帰るきっかけとなることもあるのです。

これらのエピソードに共通するのは、妻が夫に精神的に依存していないところかもしれません。「戻ってきてくれないのなら、離婚も仕方がない」という妻の強い決心が不倫夫の心を動かしたのでしょう。

©sot/gettyimages

※ 2021年6月9日作成