ベッドの髪の毛まで処理しながら… 不倫カップルの「人には言えない」デート

文・上岡史奈 — 2021.4.20
コロナ禍の影響で、屋外で会いづらくなっている不倫カップルの中には、どうやって周囲にバレずにこっそり会うか頭をひねっている人たちも多いよう。今回は、不倫カップルの「人には言えない」デートについて調査しました。

デート後のゴミは持ち帰る

「私が不倫中の彼氏から、『妻がいないからうち来る?』と誘われました。彼がどんな家でどんな暮らしをしているか知りたかったので、誘いに乗って泊まってしまいました。

彼の奥さんにバレないように、コンビニ弁当の空き容器や、ベッドの髪の毛を掃除した粘着シートのゴミまで持って帰らなければいけないのが複雑な気持ちでしたが、スリルがたまらなかったです」(24歳/飲食関係勤務/女性)

妻がいない間に、家に不倫相手を連れ込む男性の話はよく聞きます。ゴミや髪の毛対策までする点は手慣れている感じですが、何度もそれを繰り返しているとだんだんと警戒心が薄れ、結局妻に見つかってしまうんですけどね。

缶ビール1本でデート

「妻に不倫がバレた結果、大胆なデートができなくなってしまいました。お小遣いも使えず、帰宅が遅くなると疑われる羽目に……。

仕方なく、たまに公園で彼女と待ち合わせて、缶ビールを1本だけ飲みながらデートしています」(33歳/金融関係会社勤務/男性)

公園で話しているだけなら「もう不倫ではない」と言い訳できるかもしれませんが、妻の立場からすると、不倫をしていた女性と夫がいまだに会い続けているなんて絶対に許せないですよね。そんな状況でも別れない男性がいると思うと悲しいですね。

毎年行く旅館で「奥様」

「彼との不倫関係はもう4年続いているのですが、毎年私の誕生日に連れていってくれる温泉旅館では、私たちはすっかり夫婦だと思われています。

そこで私は『奥様』と呼ばれ、夫婦気分を味わえて嬉しいのですが、一方で『現実は違うのに……』という気持ちもあります。ただ、ふたりで堂々と振る舞える場所があるのはいいですね」(28歳//女性)

不倫カップルの中には、誰も知らないような場所で夫婦のフリをして楽しんでいる人たちも。決して報われない関係だけに、このような行動でしか自分たちを満足させられないのでしょう。

不倫カップルの「人には言えない」デートをご紹介しました。

当事者たちはバレないように上手くやっているつもりかもしれませんが、不自然な行動を積み重ねていくと、必ずバレます。もし現在不倫中だとしても「自分はバレないから大丈夫」と思っていると痛い目を見る羽目に。そもそも不倫に近寄らないことが重要ですが、みなさんも気を付けてくださいね。

©RgStudio/gettyimages
©Mladen Zivkovic/gettyimages