「会社辞めた」って言えない… 女性が「自分の父親にだけ」秘密にしているコト3つ

文・塚田牧夫 — 2021.4.7
人に言えない秘密は誰にでもあるもの。友だちには言えない、家族には言えない、など秘密の種類も様々でしょう。なかには、自分の父親に対してだけ言いづらいこともあるかもしれませんね。そんな、“自分の父親にだけ秘密にしていること”について、今回は女性たちに話を聞いてみました。

会社を辞めた

「私は大学を卒業した後、不動産関係の会社に就職しました。もともと実家が不動産経営をしていたので、父親はそのことをとても喜んでいたんですね。

ただ、会社の雰囲気が肌に合わず、入って1年で辞めてしまい、今は別の仕事をしています。母親には伝えましたが、父親にはいまだに秘密のままです」ユマ(仮名)/24歳

父親としては、自分と同じ道を歩んでもらえることが嬉しかったのでしょう。しかし、合わないものは仕方ありません。父親をガッカリさせたくないがゆえに言い出しづらいのでしょうが、いつか今の仕事のことも話せるようになるといいですよね。

釣った魚をあげている

「私の父親は退職後、釣りにハマり、よく海釣りに行くんです。しかも、そこで釣った魚をわざわざ私の家まで届けてくれます。ただ、実は私は魚を調理するのが苦手で……、しかも、そこまで魚が好きではありません。

そのため、近くに住んでいる魚好きの男友だちに、よくあげています。毎回すごく嬉しそうに魚を届けてくれる父親を見ると、そのことを言い出しづらく、自分でさばいて食べていることにしています」アヤカ(仮名)/27歳

父親が“娘に食べさせたい”と思って届けていると知っているからこそ、言い出しづらいのでしょう。父親の楽しみを奪わないようにとつく嘘は、優しい嘘とも言えるかもしれませんね。

同棲している

「実家を出るとき、“友だちと一緒に住む”と言って出たんですね。最初は本当に友だちと同居していたんですが、友だちに彼氏ができた途端にその子が家を出て行ってしまったんです。

そのあと、私にも彼氏ができ、友だちの代わりに一緒に住むことに。まだ、このことは父親に言えていません」マホ(仮名)/27歳

娘が知らない男性と同棲しているとなると、心配してしまうのが親心でしょう。伝えづらいのは分かりますが、彼との今後を考えているのなら、一度実家へ彼と一緒に挨拶しに行ったほうがいいかもしれませんね。

“女性が自分の父親にだけ秘密にしていること”をご紹介しました。

“知らぬが仏”という言葉もあるように、真実を隠しておいたほうがいいこともあるでしょう。しかし、いつか知られたときにショックを与えてしまう可能性もあります。様子を見て、伝えられるタイミングがあるようなら、早めに伝えられるといいですね。

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