“好奇の目”にさらされて… 不倫男性が交際相手から受けた「逆襲LINE」3つ

文・塚田牧夫 — 2021.2.21
不倫男性のなかには、既婚であることが後から相手にバレたり、一方的に別れを告げたことで、不倫相手から逆襲を受けた人もいるようです。そこで今回は、不倫経験のある男性たちに、“交際相手から受けた逆襲”というテーマで話を聞いてみました。

「共通の知り合いには全員伝えた」

「以前、不倫をしていたとき、相手には僕が結婚していることを隠していたんです。しかし、共通の知り合いを通じてそのことがバレてしまい、相手は大激怒。LINEでも、僕を責め立てるような文章が何度も送られてきました。

ただ、僕はそれを一切無視。しばらくそうしていたら、その女性から急に“共通の知り合いには全員伝えた”とだけメッセージが来たんです。さらに続けて、“あなたが不倫していることを拡散してもらっている”と、隠し撮りしたであろう僕の寝顔写真を付けて送ってきて……。

終いには、“あなたは完全に包囲されている”と告げられてしまい、このまま相手から逃げ続けることは難しいと悟ったんです。その後、直接相手に会って、土下座しました」ダイゴ(仮名)/30歳

相手との間に共通の知り合いがいるとなると、情報は漏れやすく、それがどんどん広まる可能性もあります。その結果、この男性は身動きの取れない状態になり、追い詰められてしまったようです。

「取材させて欲しい」

「不倫相手と交際して2年が経ったころ、そろそろ潮時だと思い、一方的に僕から別れを告げたんです。その時は相手が大泣きしてしまい、かなり後味の悪い別れとなりました。

ですが、しばらくして、その女性からLINEでメッセージが来たんです。なんでも、知り合いに記事を書いている人がいるらしく、次回作は不倫をテーマにしたいため、僕に“取材を受けてほしい”と言われ……。なんでも、男性目線の意見が欲しいらしんです。

正直、すごく嫌でしたよ。でも、僕に負い目があるだけに断れず、結局引き受けることに。しかも、その記事は公開されて以降、かなり多くの人に見られたそうで、そのことを後から聞いたときには、まるで好奇の目にさらされたような気分になりました」ナオト(仮名)/34歳

自分に非があると分かっていたからこそ、元不倫相手からの頼みごとを断れなかったのでしょう。このことに懲りて、二度と不倫には手を出さないといいのですが……。

「ひとりで泊まってください」

「不倫相手の彼女と、温泉旅行をしようという話に。そこで、気分が上がった僕は、ちょっといいホテルを予約したんです。

当日は、彼女が仕事だったので、直接現地のホテルで合流することになっていました。ところが、何時になっても来ないんです。連絡を入れると、“迷っている”と。この関係について悩んでいると言うんです。

“とりあえず来てよ”と送ったんですが、“ひとりで泊まってください”とだけ返信が来て……。結局、ひとりで温泉に入り、贅沢な食事をして帰りましたが、とても虚しかったです」トウジ(仮名)/36歳

不倫相手との旅行を楽しみにしていただけに、この男性のショックも相当大きかったはず。そういうことなら、もっと早く言って欲しかったと思ったことでしょう。ただ、もしかしたら、彼女はわざと当日にドタキャンを行ったのかもしれませんね。

“不倫男性が交際相手から受けた逆襲LINE”をご紹介しました。

不倫に足を踏み入れてしまうと、周囲にバレて社会的な地位や家庭環境を失うことのみならず、不倫相手との間に巻き起こる修羅場を経験する可能性もあります。こういった思いをしたくないのなら、不倫は絶対にしないべきでしょう。

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