100年の恋も冷める…!? 同棲生活で「高確率でやってはいけないこと」4つ

文・東城ゆず — 2021.3.12
コロナ禍で思うように外でのデートができにくくなった昨今、「どうせなら一緒に住んじゃおうかな」と同棲を考えるカップルが増えたよう。同棲をすれば、パートナーとの結婚後の生活が想像しやすいだけでなく、生活費の節約になることもあります。しかし、同棲する上での重要なポイントを押さえておかないと、お互いに窮屈な思いをしたり、破局に繋がることも……。そこで今回は、“同棲生活で高確率でやってはいけないこと”について、経験のある女性たちから話を聞いてみました!

家事の役割分担はしない

「彼氏と同棲をするとき、家事を半分ずつお互いが負担することにしたんです。しかし、それが全然うまくいかなくて……。

彼氏に“今日は洗濯の担当だったよね?”と確認しても、“あとでやる”と言われ、喧嘩に発展することもしばしば。結局、彼氏がやらない分の家事を私がすることになってしまい辛いです」(Mさん・29歳女性)

残業や体調によって、家事を思うようにできないこともあるでしょう。そのため、気づいた方がやる形式にするか、その都度家事の分担を相談した方がお互いの不満が溜まりにくいのかもしれませんね。

携帯などの個人のものには触れない

「携帯をチェックされるのは絶対に嫌なんですが、彼氏に“スマホに着信来てたんじゃない?”と言われるのも嫌なんです。私がスマホを見れば分かることなのに、なんだかいちいち見張られている感じがしてしまい……。

過去に、彼氏に“もしかして男性からの連絡?”と言われたのを引きずっているんだと思います」(Kさん・27歳女性)

一緒に生活をする中で、好きだからこそより深く相手のことを知りたいと思うこともあるかもしれません。しかし、あまりに相手のことを詮索しすぎると、相手を嫌な気持ちにさせてしまう可能性が高いため、余計な詮索は避けたほうがよいでしょう。

門限を決める

「ラブラブな甘い生活を夢見て、付き合ってすぐに彼氏との同棲を決めたんです。しかし、実際はというと、彼氏は残業続きでなかなか帰ってきてくれませんでした。しかも、仕事終わりに付き合いで飲みに行くことも多く、家の中で一人ぼっちという日々が続くことも……。

あまりに寂しかったため、私から彼氏に“門限を決めよう”とリクエストしたのですが、結局守られることはありませんでした。さらには、そのルールのせいでお互いに不満が募ってしまい、終いには別れることになりましたね」(Aさん・31歳女性)

ルールを決めて我慢を強いるとなると、相手が窮屈に感じてしまうことも。また、そのルールが守られないことで、決めた側にも不満が募ります。そうならないためにも、お互いがありのままスタイルで一緒に住む方法を模索することも大事かもしれませんね。

パートナーの物を勝手に整理する

「前に同棲していた彼氏に、私が大事にコレクションしていたマスキングテープを捨てられたことがありました。事情を聞くと、“そんなにいらないでしょ”という冷たい一言が返ってきたんです。

価値観は人それぞれだと思いますが、人が大事にしているものを勝手に捨てるのは本気でどうかと思います」(Sさん・33歳女性)

自分にとっては大切なものではなくても、相手が大事にしているものを勝手に捨てるのは避けた方がいいでしょう。なかには、「片付けてよ!」と言われること自体がストレスになる人もいます。同棲するのであれば、そういったプライバシーな領域にはお互いに触れないほうが、良好な関係を保ちやすいかもしれませんね。

同棲することで以前にもまして、パートナーを愛しく思ったり、新たな発見があるかもしれません。しかし、「親しき仲にも礼儀あり」です。適度な距離感を保つことは、たとえ恋人同士であっても大切にしたいですね。

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