ツメが甘かった…壮絶すぎる不倫バレ体験3選

文・塚田牧夫 — 2022.2.3
不倫をしている当事者の場合、とにかく周囲にバレないようにと細心の注意を払う人が多いでしょう。しかし、なかには、ふとした瞬間に気を抜いてしまい、周囲に発覚するケースもあるようです。では、それはいったいどんなシチュエーションなのでしょうか。今回は、不倫経験のある男女に“目の前が真っ暗になった不倫バレ体験”を語ってもらいました。

ふざけて書いた離婚届が見つかり

「不倫をしていたときのことです。妻とは10年以上も夜の関係がなく、関係は冷え切っていると、不倫相手には伝えていました。

すると、あるとき彼女が、“取ってきてあげた”と離婚届を僕に渡してきたんです。そのときは彼女も冗談だったようですが、一応自分の名前を記入して見せたんですね。それをカバンのなかに入れていたら、なんと妻に見つかってしまい……。

言い逃れようとしたんですが、証人欄に不倫相手の彼女の名前が書き込まれていたので、万事休す。完全にバレて、実際に離婚届を書くハメになりました」ヒロシ(仮名)/36歳

ふざけて書いた離婚届を実際に書くことになるとは、思ってもみなかったでしょう。軽はずみな行動は慎むべきですね。

LINEを削除しきれず

「私は以前、不倫をしていた時期がありました。そのせいで帰りが遅くなることもあり、夫が疑っている気配があったんですね。そこで、そろそろ何か聞いてくるかもしれないと思い、怪しいLINEを削除しておいたんです。

すると思った通り、夫が“他に関係をもっている男性がいるんじゃないのか”と尋ねてきたので、“そんなに怪しむならLINEを見ていいよ”とスマホを渡したんです。でも、彼とのLINEは削除しきれておらず……。

実は、不倫相手の彼は1度アカウントを変えていたので、過去のやりとりが残ってしまっていたんです。完全に墓穴を掘ってしまいました。

幸い、そのころはまだ深い関係になる前だったので、未遂ということで切り抜けましたが、それ以来、夫から疑いの目で見られることが多くなり、彼とは完全に会えなくなりました」カズミ(仮名)/32歳

夫が疑っている気配にいち早く気づき、準備をしていたものの、思わぬ落とし穴があったようです。やはり不倫を完全に隠し通すことは、難しいのかもしれません。

ネット通販の履歴から

「妻とテレビを見ていたとき、おいしそうなお取り寄せ品の特集がされていました。すると、妻は早速注文してみようと、僕のパソコンからサイトを開き、何気なく注文履歴を見てしまったんです。

そこには、僕がクリスマスに不倫相手に贈ったプレゼントの履歴が残っていて……。

僕は必至でごまかそうとしたんですが、送り先である彼女の住所まで妻にバレてしまって……。まさに、ジ・エンド。なんとか妻に許してもらいましたが、ブランド物の高級バッグを買わされました」マモル(仮名)/38歳

ネットで買いものをすると、購入履歴が残る場合もあるでしょう。そこから、今回のケースのように足がついてしまうこともあるようです。

“目の前が真っ暗になったまさかの不倫バレ体験”をご紹介しました。

不倫が発覚するのは、予想もしない意外なタイミングが多いです。そして、当人がいくら注意していても、周囲は気づきます。今ある家庭を壊したくないのであれば、不倫に手を染めないことが一番でしょう。

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※ 2021年1月28日作成