妊娠検査薬が陽性でした…不倫相手に子どもができた男性の末路 2選

文・並木まき — 2022.11.1
不倫関係において妊娠をしてしまうと、とんでもない修羅場を迎えることもあるようです。そんな状況に陥ってしまった不倫女性の多くは、LINEでもかなり過激なやりとりを繰り広げがち。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、妊娠した不倫女性が彼に送る「修羅場LINE」に迫ります。

1:実は複数の男性と不倫

「2年前に、数回不倫関係になった女性から、いきなり妊娠検査薬の写真とともに『妊娠した』とLINEが届きました。その時は、疑うこともなく『あぁ、やってしまった…』と思ったので、素直にその女性に、自分がどうするべきかを尋ねました。

すると、『認知は望んでいない。だけど一旦仕事をやめるので、当面の生活費と出産費用を出してもらいたい』とLINEがきたので、僕自身、認知をしないでいいというところに安堵して、その要求を受け入れることにしました。

ところが、それから数週間後に共通の知人を介して、その女性が結婚するという話を聞いて…。なにか変だなと思い、その共通の知人を介して状況を探ったところ、なんとその女性は僕以外の男性とも不倫をしていて、妊娠したのをきっかけに、その男性が離婚してふたりが結婚するという話を知ってしまったのです。

つまり、僕からは妊娠を理由に、お金だけを取ろうとしていたということ。あまりの汚い手口に、事実を知ったときには唖然としました。

だって、その女性は複数の既婚男性と関係をもっているようには全く見えませんでした。それに、妊娠を告げた後のLINEでも、完全に僕の子どもって感じでメッセージを送ってきていましたから…」(39歳男性/経営)

“人は見かけによらない”というのは世の常ですが、不倫をする女性のなかには、複数の男性と関係を持つことに抵抗を感じない人も多いのかもしれません。

妊娠の事実を告げられると、不倫男性は、とにかくその事実を周囲に知られたくなくて、不倫相手である女性の言いなりになることも珍しくないのです。

2:1日100通以上のメッセージ

「以前、不倫関係にあった女性を妊娠させてしまいました。泥酔したときに、相手の言葉を信じて関係をもってしまったときが、どうやら危険日だったようで、今となってはその女性の策略にはめられたと思っています。

というのも、『妊娠した』とその女性から連絡があった直後から、1日に100通を超える離婚を迫るLINEが届くようになり、僕が対応に困っていたところ、妊娠したと思われる行為の夜の録音を送りつけてきたのです。

その夜、僕は泥酔していたために、なにを話したのかあまり覚えていないのですが…。その録音を聞くかぎり、相手の女性からの質問に答える形で『子どもが欲しい』、『もちろん、これで妊娠していたら、離婚するよ』などと言っている声が録音されていました。お酒のせいとは言っても、その夜の記憶はまったくありません。

ですが、間違いなく僕の声だったので、これが表に出たら大変な事になるなと覚悟しました。本気で離婚もやむなしかと諦めたのですが、結局は、その女性からは最終的に金銭を要求され、その金額をまるまる支払うことで合意。

それ以降は、僕にコンタクトを取ってこなくなりました。僕としては、家庭にその女性の妊娠がバレることなく終えることができたのでほっとしました…」(42歳男性/飲食店経営)

不倫関係において、自分の有利な展開を望む女性ほど、策略を練りがちです。判断力や記憶力が鈍りやすい、泥酔しているときを狙ったのでしょう。

妊娠した不倫女性は、時としてあっと驚くようなLINEを送るようです。みなさんの周囲にいる不倫経験者も、こんなLINEのやりとりをした経験があるかもしれません。


©golibo/gettyimages
©PeopleImages/gettyimages

※ 2021年1月23日作成