全部食べたくなる!…コンビニ各社中華まん8種実食レポート

文・小田原みみ — 2020.12.26
冬のコンビニ、ふと目がいってしまうのはレジ横の「中華まん」スチーマー。つい追加でホカホカの中華まんを購入してしまいませんか。豚まん、ピザまん、あんまん、カレーまんの他に、変わり種中華まんも豊富な近年のコンビニ。王道から変わり種まで全8種を食べ比べてみました。

王道の中華まんなら…セブン-イレブン

セブン-イレブンの中華まんは変わり種がなく、王道で勝負! その中でも気になる2種類をピックアップしました。 

【セブンイレブン】大入り豚まん ¥213(税込)

コンビニ 中華まん 違い

中華まんスチーマーの中で、一回り大きく、存在感をアピールしていた「大入り豚まん」。生地には「豚」マークの冠が刻印されています。

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ギュギュギュっと具が凝縮されています。お肉は豚肩ロースで玉ねぎの風味も心地よく感じられました。生地は弾力がありもっちり系。今回食べた中で一番食べ応えがある中華まんでした。

ピザまん ¥140(税込)

コンビニ 中華まん ピザまん セブン 違い

ピザまんはコンビニ大手3社からそれぞれ発売されていますが、このようにかわいい刻印があるのはセブン-イレブンだけ。

コンビニ 中華まん ピザまん セブン 違い

今回、他社のピザまんも食べたのですが、セブン-イレブンのピザまんの特徴は主に3つ。ひとつめは、トマトソースの酸味が少なめということ。ふたつめはバジルの風味が豊かということ。3つめはチーズがたっぷり多めということでした。正直、ピザまんなんてどれも同じじゃない? と思っていましたが、そうではありませんでした。

バリエーション豊富なのは…ローソン

王道に加え、変わり種中華まんの種類が豊富なのはローソン。しかも甘いおやつ系からスパイシー系までバリエーション豊かです。店舗によって仕入れが異なるので、はしごローソンするのも面白いかも。

チキンがごろごろカレーまん ¥130(税込)

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鮮やかな黄色い生地が食欲をそそります。

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中には大きめにカットされたチキンがたくさん入っています。気になるカレーの味はスパイスとトマトの酸味が効いていて、まるで本格派インドカレー。ご飯代わりになる中華まんです。

宇治抹茶まん(もっちり黒蜜ソース入り) ¥160(税込)

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抹茶カラーの生地が目を引く中華まん。商品名に黒蜜ソース入りとあるので、甘いおやつ系です。

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中には抹茶あんと黒蜜ソースが入ってます。この抹茶あんは宇治抹茶と玉露が配合されていて、甘さと同時にお茶特有の程よい渋さや苦みが感じられました。生地もほんのり抹茶風味。寒い日に食べたいホカホカスイーツとしておススメです。

あぶりチャーシューまん ¥160(税込)

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トロトロになったあぶりチャーシューが入っています。甘さと醤油味がちょうどよく、これがプレーンな生地との相性抜群なのは言わずもがな。タケノコも入っていて、そのシャキっとした食感も楽しめました。

刺激が欲しいなら…ファミリーマート

ローソンと同じく、変わり種中華まんが多めのファミリーマート。スパイシー系が多いのが特徴です。

もっちり生地のジューシー餃子まん ¥180(税込)

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焼き目、ヒダともに焼き餃子まんまという超ユニークなルックスの中華まん。

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中はこのような感じ。写真だとちょっとわかりにくいのですが、餃子がそのまま入っています。中華まんの生地は歯ごたえがあってモチモチ。中の餃子は、ちょっとニンニクの香りが強めです。

四川風麻婆豆腐まん ¥180(税込)

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辛さを連想させるような濃いオレンジの生地です。

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ひと口食べてみての第一の感想は、しびれる辛さがたまらない! です。花椒がス~っと鼻に抜け、心地よいしびれを感じます。ひき肉は大きめで、豆腐はしっかりと水抜きされて弾力があり面白い食感。おかず代わりになる中華まんです。

CoCo壱番屋監修 激辛!チーズカレーまん5倍 ¥130(税込)

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大人気カレーチェーン『CoCo壱番屋』監修のカレーまん。「ココイチ ゲキ辛」と刻印され、トウガラシの粉末が練り込まれたかのような生地に、気持ちが高ぶります。

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中はこのような感じ。ココイチを食べたことある方であれば、「同じ!」と感じるほど、ココイチのカレーが見事に再現されています。それもそのはず、ココイチの指定原料のカレーフレークとカレーパウダーを使用されているのです。気になるのは激辛具合。発売中の「CoCo壱番屋監修 チーズカレーまん」の5倍の唐辛子が入っているだけあって、辛い。とにかく辛い。ひと口食べるだけでジワリと汗が出てきます。まろやかなチーズは救いのように感じられます。激辛好きはぜひお試しを。

2020年シーズンは中華まんあたり年?

コンビニ各社のホームページを見ていると、昨年と比較して販売されている種類が多いように感じます。店舗によって販売されている中華まんが異なるので、数軒まわってみるのもオススメです。


文・小田原みみ