本性をさらけ出してきた…破局寸前不倫カップルの大修羅場LINE3選

文・並木まき — 2022.7.11
男女の別れ際では、信じられないほどのドロドロな展開になることも珍しくないようです。そして、それは不倫カップルにおいても例外ではない様子。今回は、複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、“不倫カップルたちのエグすぎるお別れLINE”をご紹介します。

1:邪魔したら奥さんに全てをぶちまける

「以前の職場で部下と不倫をしていました。結果的に、周りにバレることなく関係を終えることができましたが、別れ際に先方から『これからは、社内恋愛をするつもり。今、狙っている人がいるんだよね。もし私たちの関係を今後あなたが誰かにバラしたら、私はあなたの奥さんに全てをぶちまけるから覚悟して』と付き合っている頃の写真付きLINEが届きました。

そもそも僕と別れた直後に社内恋愛を始める気だったことに驚いたし、脅しのような文面を平然と送ってきたあたりにゾッとしましたね。そのせいで、別れ際のセンチメンタルな気分は一気に吹っ飛び、とにかく今後は一切、その子と関わるのをやめようと決めました」(45歳男性/サービス)

不倫でも男女の別れ際は切ないシーンになると思いきや、不倫女性にとって自分の都合の悪い過去を知る男性は、邪魔な存在となるのでしょう。

2:妊娠疑惑に対し他人行儀な言葉を…

「10年ほど昔の話です。既婚男性と付き合って、妊娠したかもしれないという時期がありました。検査薬では陰性だったのですが、なかなか生理がこなくて、ずっと不安でした。しかしそんな私に対して、既婚の彼氏は『それは大変ですね』『妊娠していたとしても、俺は関係ありませんから、相手の男性とよく話してくださいね』などと、意味不明かつ他人行儀な言葉を次々とLINEで送ってきたんです。

後から気づいたのですが、万が一私とのLINEのやりとりが流出したときに、“女友達の相談に乗ってあげている男友達”だと説明できるよう、わざと他人行儀な文を送ってきていたようです。こずるい性格の男性だったので、責任を問われないよう、必死だったのでしょうね。

『本当は精神的に支えてあげたいけれど、僕は残念ながら君の彼氏ではないので』と書かれたLINEがきたときに、彼の本性を悟りました。その後、連絡がつかなくなり自然消滅。幸いなことに妊娠はしていませんでしたが、とんでもない男性と不倫したと後悔しかありません」(41歳女性/保険)

別れ際になって、本性をあらわす男性は少なくありません。場合によっては、予想外の茶番劇に付き合わされることもあるようです。

3:根拠のない金銭を延々と要求

「僕は既婚者ではありますが、1年ほど付き合った年下の女性がいました。妻と不仲だった時期に、ふらふらと不倫に走ってしまったんです。でも、夫婦仲が改善できたのと、その女性とは遊びの付き合いだったこともあって、僕から別れを告げました。

すると、態度が豹変。別れ話をした直後からしつこく金銭を要求するLINEが届くようになりました。最初のうちは『精神的慰謝料と、手切金をください』と書かれていて、無視していると『あなたに振られたせいで仕事が手につかず、会社をやめることになりました。だから生活費を払ってください』などと多額の金銭を要求されるように。

もちろん、支払うつもりはなかったので徹底的に無視をしましたが、LINEをブロックすると家まで押しかけてきそうで怖かったので、しばらくは既読だけつけるようにしていました。自分でまいたタネですが、LINEが届く度に追い詰められました」(39歳男性/経営)

不倫を終える際に、金銭にまつわる話でドロ沼化する男女も珍しくありません。理不尽な要求に応じる必要はなくても、読むだけで気分が悪くなるメッセージが飛び交えば、多大なストレスとなるでしょう。

不倫カップルの別れ際には、今回ご紹介したようなLINEも散見されるようです。みなさんの周囲にいる不倫カップルたちも、こんなエグいLINEのやり取りをしているのかもしれませんね。

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※ 2021年2月2日作成