違和感だらけな人でした…不倫男性を騙した昼顔妻の嘘3選

文・並木まき — 2022.7.19
浮気や不倫をする人に「誠実さ」を求めるほうが間違っているのかもしれませんが、夫がいる身で別の男性と交際をする昼顔妻が送る言い訳まがいのLINEのなかには、驚くような内容が書かれていることもあります。今回は、複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんなLINEを3つご紹介します。

1:セレブ妻と偽るも実は借金まみれ

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「飲み会で知り合った同世代の既婚女性と不倫をしていました。本人から聞いていた話では、旦那さんが高収入で、本人は働かずに生活を送っているという話だったのですが……。

一緒に旅行に行ったときのお金を僕が立て替えていて、代金をまったく返してくれないので、催促のLINEを送ったんですよ。すると相手から、『夫が長期の海外出張に出ていてお金をもらえていないから、待ってくれない?』と返信が届きました。

数回ならわかるんですが、何度催促しても同じ返事が戻ってくるので、これはさすがに変だなと思ったのと、そもそも不倫旅行の代金を夫から“もらう”というのもおかしいじゃないですか?

それで、共通の友人にその女性の素性を聞いてみたところ、旦那さんは一般的な会社員だと判明。しかも、その女性は借金まみれになってまで、ブランドものを買い漁っているという噂も聞いて……。

きっと他にも、僕に嘘をついていることがあるんだなと感じましたね」(34歳男性/サービス)

セレブを気取る昼顔妻も少なくないのが現実。

しかし、嘘はどこかで帳尻が合わなくなるのも「あるある」なのでしょう。

2:いないはずの子どもが存在…

「以前、人妻と不倫関係にあったのですが、僕には“子どもがいる”と言っていたくせに、共通の知人に聞いたら、子どもはいないことが判明。大嘘つきだと思いましたね。

その人はデートのドタキャンをするときには、いつも『子どもが熱を出しちゃって』とか『子どもを預ける予定だった人に、予定が入っちゃって』など、子どもを理由にしていたので、僕も当時は『それなら仕方ない』と思っていたのですが……。

後から知りましたが実は子どもはおらず、ドタキャンの理由として子どもがいるようにでっち上げていただけだったようです。わざわざそんな嘘をつかなくても、本当の理由を言えばいいのに……。

人づてに嘘をつかれていたことを知り、すべてが信じられなくなり別れました」(40歳男性/経営)

ドタキャンの理由を「子ども」にすれば、うまくいくとでも思ったのでしょうか。

不倫相手側が真実を知った時点で、このような身勝手な言い訳LINEに、呆れてしまうのは当然でしょう。

3:夫にバレそうだから

不倫

「昔、1年ほど不倫していた人妻から『夫に関係がバレそう』と言われたときには、さすがに焦りましたね。その話の流れで『夫は、あなたを訴えるかもしれない』『裁判に負けたら、数百万円を払うことになると思う』などとその女性に言われ、僕はすっかり落ち込んでいました。

そして、あるときに『私が夫にいい感じに話をもっていくから、和解金として100万円を振り込んでくれる?』とLINEが届いたのです。なんだか変だなと思い、僕はその女性に『なら、僕がご主人に会って土下座して、その後に100万円を手渡しするよ』と返事をしたんですね。

すると、相手の女性からは『それはダメ。まだ夫は浮気に気づいているわけじゃないから。だけど気づいたら訴えるという話だから、先にお金を渡すの』と支離滅裂なLINEが……。そこまで話して、ようやくその女性が僕からお金を取りたいだけだと思いました。

その後にも『先に100万円払えば、夫の機嫌がよくなるはずだから』などと、めちゃくちゃな言い訳LINEがたくさん届きましたよ。さすがに、変だなって気付きますよね!」(38歳男性/専門職)

不倫相手の男性からお金をもらおうと画策する昼顔妻のなかには、無謀な言い訳をして辻褄の合わない会話になっていく人もいるようですね。

嘘をついていればいるほど、会話が進むほどに違和感のある展開になりがちでしょう。

嘘つきな昼顔妻は、いとも簡単に嘘をつき続ける傾向があります。浮気をするような女性は、自分に都合のいい嘘を重ねがちなのも否めません。

みなさんのまわりにいる昼顔妻も、こっそりとこんな嘘をついているのかもしれませんね。

©urbazon/gettyimages

※ : 2020年12月26日作成