「新しい仕事を…」再びロックダウンを生きる、フランス人男性の本音

写真(1、2枚目)・文 松永学 — 2020.11.8
パリ在住のカメラマン、松永学さんによるイケメンスナップ。今回は、パリが再度ロックダウンになる寸前に街で出会ったマチスを紹介します。

マチス 26歳 都市計画アーバンデザイナー


イケメン 男前 新型コロナウイルス ロックダウン フランス パリ

僕はアーバンデザイナーの資格を取ったばかりです。なじみのない仕事かもしれませんが、街をデザインして効率的に快適な生活をするために必要な役目だと思っています。

日本には姉が住んでいるので2012年に1か月間、2017年にも15日間滞在しました。東京を中心に西方面へ京都、奈良、広島、直島と旅行していい思い出がたくさんあります。

パリは19区ビュット・ショーモン公園近くがお気に入りです。ナポレオン3世治世後期の1867年に有名な都市計画の主でもあったジョルジュ・オスマンのもと、土木技術者で造園家のジャン=シャルル・アルファンによって完成されました。自然がいっぱいのように見えて計算された街づくりの一環として僕は評価しています。

スポーツは? 実は僕は自分の馬を持っているのです。小さい頃からは乗馬をしていて、今でも時間があれば馬に会いにいっています。試合などとは関係なく単なる趣味です。

女性はなんといっても自由に生きている人に魅力を感じます。


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ロックダウンの日常を教えてください。

–1. 家で何をしていますか?

僕は今年の3月、最初のロックダウンの直前に両親と一緒に暮らすようになり、今回も父と母のところに戻ってきました。この期間は家の工事やら実家のことを手伝っています。

–2. 現在、自宅で仕事をしていますか?

僕は資格を取ったばかりで、街の計画、土地利用の計画をする新しい仕事を探しています。それまでの間、テラスの改造とガーデニングを行います。

–3. あなたの現在の食事は何ですか?

僕は2年間ベジタリアンです。閉じ込められていると、食事を作ったり、お菓子を焼く時間が増えますね。自分でマフィンを焼いたりジャムを手作りして楽しんでいます。


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–4. 自宅でのストレス解消は何ですか?

アパートに閉じ込められるとすぐに不安になるのは事実です。でも実家にいて本を読んだり、絵を描いたり、テラスの窓の外を眺めたりできるのは幸運なことです。


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–5. 自宅でどのようなスポーツをしていますか?

ジムマットとウエイトをいつも取りだせるところに置いています。時々オンラインスポーツレッスンを受けます。ソーシャルネットワーク上でライブを提供している先生のお世話になっています。


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–6. 最近家で見た映画は何ですか?

シリーズものをよく見ています。フランスの『10 Pour Cent』、それから素晴らしいクラシック作品の数々、一番好きな映画『Raise the Red Lantern』をもう一度見直しました。

–7. 最近はどんな音楽を聴いていますか?

音楽は一日中聴いています。Ascendant Viergeのアルバムをよく聴いていますが、Lapsley、Miley Cyrus、Rhita Nattahなどのアーティスト、LissやMashrou’Leilaなどのバンド、Sylvesterなどのクラシックも聴いています。すべて私の気分次第です。


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–8. この状況であなたの恋人に会っていますか?

僕は独身です。現在の状況を考えると、しばらくはその状態が続くと思います。

–9. この状況が終わった後、最初に何をしたいですか?

難しい質問ですね! でも、まだ小さい甥に会いたいです。

–10. 自由に外出したら何を食べたいですか? どのレストランで?

絶対にラーメン! 日本食が大好きなんです。普段は日本食レストランで友達と会うことが多いです。

–11. この状況が改善した時、どこに旅行したいですか?

この夏は東京に住む姉と過ごすことになっていたのに叶わなかったので、東京へ行くのが1番目です。それとずっと夢見ているアイスランドに旅行したいです。

–やりたいことがいっぱいのマティスですが、両親のお手伝いは楽しいらしいです。そしてまた、遠い日本にいるお姉さんに会う日を待ち遠しくしています。今の状況が改善されることを祈っています。