ブルブル震えちゃう…美しくてカッコいい「世界の男前」厳選6人

写真・文 松永学 — 2020.10.24
パリ在住のカメラマン松永学さんによるイケメンスナップ。寒くなってきたパリ、ニット帽は必需品です。コロナのせいで夜遊びはできないパリですが、昼間も輝いている男たちです。

ルイ 22 歳 ファッションブランドマーケティング


イケメン 男前

-長身のルイはパリに来てまだ6か月。

僕はボルドー出身です。4歳の時ロナウジーニョを見てサッカーを始めました。地元FCジロンダン・ボルドーも昔は(僕の生まれる前)強くて、ジネディーヌ・ジダンが在籍していてUEFAカップ優勝もしたんですよ。多分父が地元のチームサポーターだったから、自然にサッカーをやり始めたわけです。プロチームには行けませんでしたが、アマチュアチームでのポジションはアタッカーでした。

パリに来てまだ6か月ですが、何度もパリに来たことがあるので詳しいですよ。ルーヴル未術館の周りや左岸では6区がとてもパリらしい佇まいでお気に入りの場所ですね。今はマレ地区にある洋服ブランド『HOMECORE』でマーケティングコミュニケーションをしています。今日着ているジャケットもここのものです。スポーティで着やすくて大好きです。

付き合う女性は僕が背が高いので最低でも175cmはほしいですね。あと洋服や音楽の趣味が合う人かな。女優はよく知らないのですが歌手のジョルジャ・スミスの大ファンで、アムステルダムのコンサートに行った時、楽屋裏まで行ってあなたのことが好きですと告白しました。

マチス 19歳 ソルボンヌ経済学部学生


イケメン 男前

-ファッション大好き人間のマチスはラグビー大好き青年。

今は大学生で経済学を勉強していて、将来は銀行などファイナンス系の仕事をしようかと思っていますが、洋服が大好きなので有名ブランドグループの経理担当もいいかもと迷っています。

日本に行けたなら大好きなブランド、『Comme des garcon』や『Yoji Yamamoto』のお店を見て回りたいです。パリではサンジェルマン界隈がシックでとても好きです。今住んでいる13区と違って昔ながらの洗練された街なのです。

付き合う女性はモード好きで趣味があってアート好き、そして旅行好きな人が理想です。アデル・エグザルホプロスはけっこうタイプな女性です。

ミカ 34歳 家具ギャラリーマーケティング


イケメン 男前

-お昼休みに外の空気を吸いに出てきたミカは実際の歳より若々しかったです。

若さの秘訣ですか? 仕事の昼休みに週2回はスイミングプールに行って思い切り泳いでいるから(笑)ですよ。日本のことですか? KARAOKEにPOKEMONがパッと浮かびます。前にパリでよく遊んだ日本人の2人の友達が日本に戻ってしまい、日本においでよ! と僕を誘ってくれています。このコロナ騒ぎが落ち着いたら絶対に会いに行くと伝えてあるんです。

でも行きたいところがいっぱいあって、南アメリカは未知だし、取引先のドバイのお客さんがうちの家具をたくさん購入してくれていますのでドバイのモダンな様子も見てみたいです。ちょっとだけ宣伝です『NV GALLERY』で検索してみてください。

実は僕はオランダのロッテルダム出身です。15年前にパリに出てきてここを離れなくなりました。住んでいるのはモンマルトル地区、ここも大好きで他には移りたくありませんね。女性はとにかく面白い人がいいです。あと文化的な教養のある人。女優のエマ・ロバートソン! 役も面白いし彼女の笑顔は最高です。

ランセロ  24歳 ミュージシャン


イケメン 男前

-恋人と買い物中のランセロはエレクトロダンスミュージシャン。

今音楽作りに集中していますが、今日は恋人と一緒にマレに買い物に来ました。マレ地区はよく好きで特にマルシェ・デ・ザンファン・ルージュには頻繁にきています。ここでは美味しいレストランがいっぱいあって楽しい場所ですよ。

日本には去年の桜の時期に東京だけに20日間滞在しました。東京のクラブの夜遊びも楽しかったですが、なんと言っても忘れられないのが生の魚が動いていてそれを食べた時! ODORIGUIっていうんですね。いや~驚きましたが、本当においしかったです。こんな体験パリではできないので貴重な体験でした。魚のダンスが口の中で…(笑)音楽にしてみようかと思いました。僕の作品YouTube で『Lancelot Atx』を検索して見てください!

テニスは3歳の頃からやっていて今でもたまに息抜きでプレーしています。女性は例えたらシュガーのように甘い人。女優で言ったらアデル・エグザルホプロスのような人かな?

ジョアキム 22歳  美術学生


イケメン 男前

-マレ地区を物色中のジョアキムはインテリアショップ巡り中。

僕は4年前にフランス南部のアルビというところからパリに出てきました。アルビは画家のトゥールーズ=ロートレックの出生地として有名ですね。まだ学校は2年残っているのですが、目指す道は家の中で使えるデザインオブジェを制作することです。テーブルや椅子などの家具など模索してる段階です。

幼少の頃は父が石油関係会社で働いていたので転勤する度についていろんな国を回っていました。フラジルやアルゼンチン、南米ばかりでした。日本は知らないことが多いのですが、FUKUSHIMAには訪れて今の状況を見てみたいです。地域復興中の南米で育ったから特にそう思うのです。

パリは素晴らしい場所だと思います。特に5区は昔からの佇まいが保存されているのと、都会の中にあっても静けさが残っていて散歩するのが楽しいです。女性はシックでパリジェンヌエスプリがある人、例えて言うなら女優のファニー・アルダン、フランソワーズ・ドルレアック。女性もファッションもデザインも60~70年代が大好きなんです。

マチス 31歳 画家


イケメン 男前

-ひとり美味しそうにカフェのテラスでコーヒーをすすっていたマチスは抽象画家です。

イタリアのトスカーナで生まれ育ちました。16歳の時パリに出てきてアートの学校に通い始めました。以前は女性の絵、もちろんヌード(笑)も描いていましたが今は抽象画ですね。

日本食は大好きで月に一回はオペラ座近くの日本食レストラン街に行きます。フランスからは日本のアーティスト村に行く知り合いも多くて話には聞いています。いつかはそんな環境で作品制作できたらと思っています。

タイプの女性? これはいい質問ですが、難しいから答えられません。でもナタリー・ポートマンは女性の魅力が全て詰まっていると思います。