妻や子どもよりも愛してる… 不倫カップルの「ラブラブお惚気LINE」

文・並木まき — 2020.10.3
ダブル不倫をしているカップルが送り合うLINEのなかには、文面を見ただけではとても不倫とは思えないようなものも少なくありません。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな不倫カップルのお惚気LINEに迫ります。

1:離婚もしていないのに結婚話

「もう別れましたが、去年まで家庭のある人とダブル不倫をしていました。当時は真剣に彼のことが好きで、おそらく相手も私を本気で愛していたと思います。

だから送り合うLINEも情熱的なものが多く、ラブラブ絶頂期には『早く結婚したいね♡』『うん♡』とか『結婚式は○○で、新婚旅行はモルディブにいこう!』なんて馬鹿馬鹿しいLINEを、本気で送り合っていました(苦笑)。

別れてからふと読み返したとき、我ながらアホだな……って呆れましたよ!」(35歳女性/保育関連)

不倫関係と言えども、気持ちが盛り上がっていると思わず「結婚(再婚)」を夢見てしまう人は少なくありません。

そんな盛り上がりがそのままLINEにあらわれると、後から冷静になって見返したときに“トンデモない”と思うやりとりになっているようです。

2:妻より自分を優先する不倫男性にゾッコン

「彼と不倫をしていた頃のLINEの履歴を見返したら、自分でも赤面モノでしたよ。

相手のことを本気で好きだったので仕方がないのですが、不倫関係にもかかわらずお互いに相手の好きなところを毎日1個ずつ言い合うということを、3か月にもわたって毎日していました。

当時の私はその人のことが大好きだったので『奥さんより私に優しいところ』とか『奥さんが待っていても私を優先してくれるところ♡』とか書いている自分には、今となってはバカだなとしか思えません。

当時は彼のそんなところが好きだったとは……。不倫というのは、感覚すら麻痺させますね(苦笑)」(32歳女性/ネイリスト)

デートなどで妻よりも自分を優先した不倫男性に対して、「それだけ、私を愛してくれている♡」と錯覚する不倫女性は多いようです。

不倫中は、通常の恋愛では考えられないような価値観を抱いてしまうのかもしれませんね。

3:不倫男性の誕生日に永遠の愛を誓う

「不倫をしているとクリスマスや年末年始は、彼に会えません。先日の彼の誕生日も、会えませんでした。

でも『私はクリスマスも誕生日も年末年始も、あなたと一緒にいることが許されない。ならばせめて永遠の愛を誓ってほしい』とLINEでお願いしたら、彼からすぐに返事が来て『永遠に愛してるよ』と言ってくれたんです。

そのあと『妻よりも子どもよりも、君のことを愛している』というLINEが届いて……。いつも寂しい思いをしていますが、そこまで愛してくれている彼に感動し、不倫だけど彼についていこうと決意してしまいました」(37歳女性/パート)

不倫中は、自らのことを悲劇のヒロインと捉えてしまう女性も珍しくありません。さらに不倫男性には「口から出まかせ」を平気で言える人が多く、いとも簡単に「愛している」と口にしがち。

不倫相手の女性をつなぎ止めるために妻や子どもへの愛情と比較するとは、当人たちにとっては惚気でも第三者から見ると呆れるとしか言いようがないでしょう。

不倫カップルたちのLINEのなかには、本人たちが「ラブラブ」と思っていても、第三者が読むと滑稽でしかない内容も少なくありません。

このようにLINEでつい盛り上がってしまうのは、未来のない不倫ならではかもしれませんね。みなさんの周りにも、こんなお惚気LINEをしている不倫カップルが密かに存在しているのかも……。

©AleksandarNakic/gettyimages