妻の愛情を逆手にとって… 妻をあざむく不倫男性の「姑息な裏工作」4つ

文・塚田牧夫 — 2020.10.4
男性の不倫はバレやすいと言われます。しかし、妻の目をかいくぐったり、被害を最小限に抑えることを目的に、周到に準備をしている男性もいるのです。今回は、不倫男たちが妻をあざむくためにどんなことをしているのか、不倫男性の姑息な裏工作をご紹介しましょう。

協力者の確保

不倫男の姑息な行動

「僕には大学時代からの友人がいて、妻とも知り合いなんですね。時々、彼に不倫のアリバイ作りを協力してもらうことがあります。

彼は妻にも信頼されているので、一緒に出かけると言うと疑われないんですよ。もちろん、彼には普段から食事をおごるなどして、ウィンウィンの関係を心掛けています」アキラ(仮名)/35歳

不倫に協力してくれる人など、なかなかいません。それだけに、妻から信頼されている協力者がいるケースでは、不倫がバレる確率が下がるのでしょう。

妻の粗探しをする

「妻との結婚前、彼女が他の男と浮気をしたせいで、一度別れたことがあります。しかし、浮気相手との関係が上手くいかず、結局ヨリを戻すことに。

つまり、俺は今、妻に貸しがある状態です。俺の不倫がバレたら、妻の過去の浮気を蒸し返そうと思っています」サトシ(仮名)/33歳

要するに、妻の粗探しをして、いざというときに反論できるようにしておくわけです。なんとも姑息な手段ですね。

連絡手段は電話だけ

不倫男の姑息な行動

「以前、妻にメールを見られて不倫がバレた経験があります。そこで、今は不倫相手となるべくやり取りをせず、連絡は最低限の電話だけにしています。

妻と一緒にいるときに電話がかかってきても、“迷惑電話だから”と言って、あえて出ません。不倫相手にもその事情を説明しているので、問題はないはずです」ミツル(仮名)/36歳

LINEやメールの記録から不倫が発覚するケースは多いので、文字に残らないやり取りを徹底する男性も。この周到さを他のことに活かせれば……と思わずにはいられませんね。

離婚届を用意

「妻は僕のことが大好きなんです。僕ももちろん愛しています。不倫はしていますが、絶対に家庭は壊したくありません。

もし不倫がバレたとき、最後の手段として使おうと思っているのが、離婚届です。妻も離婚はしたくないはずなので、これを突きつければ何も言えないはず。いつでも出せるように、離婚届を隠し持っています」ヒデ(仮名)/30歳

夫から離婚届を出されたら、ひるむ妻も多いでしょう。家庭を守るために、不倫を許してしまうかもしれません。妻の愛情を悪用した、実に姑息な手段ですね……。

“妻をあざむく不倫男性の姑息な裏工作”をご紹介しました。

計算高く行動している男性も意外と多いようです。あなたの周囲にもそんな人間がいるかもしれません。くれぐれもご注意を……。

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