もう義実家には行きたくありません…義母の強烈な行動3選

文・オリ子 — 2022.6.20
孫フィーバーという言葉が生まれるほど、孫の誕生はうれしいもの。今回は、そんな嬉しさがゆえに周りが見えなくなり、暴走ぎみな義母が起こした事件をご紹介します!

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恐怖、孫フィーバー事件!

抱っこ取り合い冷戦!? 赤ちゃんと二人きりになりたがる

「初孫を見せに行った時。義母は初孫が本当にかわいくて仕方なく抱っこしたくてそわそわした様子。私が少しゴロンさせた隙に無言でぱっと取り上げ、泣いてるのに別の部屋に連れて行き、初孫との二人時間を勝手に満喫。私は、見えない部屋に連れて行かれるのが不安なので、隙を見計らって『おむつかな?』『おっぱいかな?』と言いながらわが子を取り戻しました。こんな感じの冷戦が3、4回続きました…。いったい二人っきりで何してたんだろう。キスとかされていたら嫌! 疲れるし、夫の実家にはもう行きたくないと、帰りの電車で心底思いました」(34歳・会社員)

夢にまで見た初孫とのご対面ということで、お嫁さんがいると好きなことができないと思うのか、二人っきりの時間を作ろうとする義母。産後は、ママもホルモンなどの関係で「子どもを守らないと!」という思いが強いため、勝手に見えないところに連れて行かれたらイライラするのは当たり前。もう少し気を遣ってほしいですよね。

やめて〜! 勝手に食事を与える

「義実家に6か月の娘を連れて帰った時。義父と話していると、隣で遊んでいた娘がいない! あれ、と思ったらキッチンから義母の声が。「ご飯食べようね〜」と私の断りもなくご飯をあげようとしていてびっくり。家では徹底してスプーンもお皿もベビー専用にしているのに、義実家で使い古された食器で食べさせられると思ったら、ゾゾゾ! なにより離乳食を始めたばかりでアレルギーもあるし、もう少し気を遣ってほしい。そのうち勝手にお菓子もいろいろあげそうで不安」(35歳・その他)

義母が勝手に好きなものを孫に食べさせてしまう事件、けっこうあるあるかもしれませんね。でも、アレルギーや虫歯対策に気を遣うママにとっては、子どもの命にも関わる大事な食事を勝手に食べさせられるなんてありえません! 夫から、事前に食事に気を遣っていることなどをうまく伝えてもらうと、もう少し違うのかも!?

イラッ!「子育ては私のほうが詳しいの」上から目線発言

「義母は保育士で、生まれたばかりの我が子を義実家に連れて行くとすぐ取り上げるように抱っこ。まるで自分の子のように義理の妹のA子に、『抱っこしてごら〜ん』と渡すと赤ちゃんが泣きだしたので、私とA子で『眠いのかな?』と話していたら、義母が『A子、なんで泣いてるでしょう!? うふふ』とまたもや私ではなくA子にクイズ出題。A子が『眠いから?』と答えると『A子にはまだわからないわね〜。答えは、あなたの抱っこに飽きたからよ〜。うふふ』と自慢げに義母。私の子育て新米ぶりを遠まわしにバカにするような言い方でした。そういうことをするから、私はあまりあなたのいる家に帰らないんです! と心の中で叫びました!」(30歳・その他)

昔の子育ての価値観や認識を親世代から押し付けられることは、義母に関わらず実母との間にも起こり得ることですが、さらに親が保育士だと、悪気がなくても「あなた、まだ知らないと思うけど」なんて、上から目線の発言も増えてしまうのかも。子どもに何かあった時に心強い反面、ストレスを増加させる原因になってしまうケースもあるようです。

事前の心構えで、孫フィーバー義母からのストレスを減らそう!

好きで結婚した夫ですら価値観が違うのに、その親とわかり合うなんて至難の技。ましてや、大事な息子の子どもである孫となると、どうしてもかわいさのあまり周りが見えず、ママをイライラさせる行動をとってしまう義母も少なからずいるのではないでしょうか。どうしてもされたくないことは、事前にうまく伝える、また育児の先輩としての発言は、半分くらい聞いてあとは聞き流す、くらいの意識でいると、もう少しストレスを減らすことができるのかもしれません。ママは、ただでさえ子育てでストレスがたまりやすいので、できるだけ義母が原因でのストレスは最小限に抑えたいですね…。


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※ 2020年7月7日作成