友だちから彼女へ進展…男性が交際を決意したきっかけ4つ

文・塚田牧夫 — 2022.8.18
男友だちを好きになったことはあるでしょうか。近い関係なだけに、交際に発展しやすそうですが、意外といろいろな事情が絡んで交際に至らないケースも…。では、もし男友だちを好きになってしまったらどうすればいいのでしょうか。そこで今回は、女友だちとの交際経験のある男性たちに、“女友だちとの交際を決意したキッカケ”について聞いてみました。

友だちがあっさり付き合い始めて

Man and woman sat on wall together

「よく集まって遊ぶ7~8人のグループがありました。僕はそのなかの1人の女性を、好きになったんですね。ただ、和を乱してはいけないと思い、その気持ちを明かさずにいました。

ところが後日、グループ内で別にカップルができたそうで、話を聞いたら“付き合って何も悪いことはない”という感じだったんです。そう言われるとそうだな……と思い、僕もその彼女をデートに誘うようになりました」(仮名)/30歳

グループの和を乱したくないという思いも分かります。しかし、グループ内でカップルができても、友だち関係が悪化することはなかったのでしょう。要するに、友だちがあっさり付き合ったことで、気を遣う必要がないと分かり、交際を決意できたのでしょう。

大事な人に託されて

「学生時代からの先輩の妹が僕と同じ歳で、よく3人で出かけていました。先輩の妹に対して好意はありましたが、先輩の存在もあり、友だちとして付き合っていたんですね。

それが先輩と2人で飲みに行ったとき、“妹を頼む”と言われたんです。そこから先輩の妹との交際を真剣に考えるようになり、2人きりでも会うようになりました」ジロウ(仮名)/26歳

大事な人に託されたのなら、その思いに応えたいという気持ちもあり、より誠意を持って対応するはず。こうやって第3者の介入により、進展しやすくなるという場合もあるのでしょう。

3か月ぐらい顔を見る機会がない

Couple face to face, close-up

「よく飲みに行く友だちのグループがありました。そこに、ひとり気になっている女性がいたんですね。

ですが、その後グループで集まることができない状況になり、3か月ぐらい顔を見る機会がありませんでした。すると、その女性のことが気になって仕方がなくなり……。思い切って、初めて個人的に連絡を取りました」トモヤ(仮名)/26歳

よく集まるグループ内に好きな女性がいると、自分から連絡を取らなくても会う機会があります。しかし、みんなで集まることができない状況になったことで、その女性と会いたいという思いが募ってきたのでしょう。その結果、交際を考えるようになったのですね。

SNSで叩かれて

「仲のいい女友だちがいましたが、好意はあるものの付き合うつもりはありませんでした。その子が誕生日を迎えたときに、その子のSNSに“おめでとう”と、2人で写っている思わせぶりな写真を添えてコメントしたんですね。

すると、“付き合い始めたの?”と彼女の友だちからコメントを書き込まれてしまい……。僕が違うと言ったら、“相手の気持ちを考えろ”というコメントが殺到しました。その一件以来自分の対応を反省し、きちんと彼女と向き合おうと思いました」サトシ(仮名)/27歳

友だちだからこそ、深く考えず思わせぶりな対応を取ってしまったのでしょう。しかし、周りから見れば勘違いするような内容ですよね。SNSで指摘されたことが、彼女との交際を真剣に考えるキッカケになったようです。

“男性が女友だちとの交際を決意したキッカケ”をご紹介しました。

友だちというのは、恋愛においては近いようで遠い存在です。交際に至るまでには多くの試練が待ち受けており、まずは相手をその気にさせなければ始まりません。今回の話を参考に、できるだけ付き合いやすいような環境を整えられるといいですね。

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※ 2020年7月11日作成