2日以上放置でアウト…彼のあなたへの本気度を見極めるポイント3つ

文・沙木貴咲 — 2021.7.21
彼氏の本気度を知りたい時、何に注目すればいいかわかりますか? 「付き合おう」「好き」といった言葉を交わしても、「やっぱりやめた」と気持ちが萎えることだってあるのです。彼氏がどれだけ本気か知りたいときの対処法を教えます!

「男性の本気度」がわかる行動

私は毎日のように恋愛相談に答えているのですが、「付き合って間もない男性と連絡が取れなくなりました」「告白してきたのは向こうなのにやる気がなさそう」というご相談が少なくありません。彼氏の本気度は口約束で確定するものではないのでしょう。
彼の本音は行動を見ればわかります。見極める方法がちゃんとあるのです。

デートの内容

本命 見極め 本気度 本命彼女

器用な男性ほど、「付き合ってみたけれど合わなかった」と気づいてもすぐに別れを切り出しません。口では気を持たせるようなことを言いつつ、いつフェードアウトしようかタイミングをうかがっているでしょう。

ただ、口で何を言っていたとしても、気持ちは行動にすべてあらわれます。初デートでは予約制のレストランに行ったのに、最近は行き当たりばったりで決めたり、ファーストフードや定食屋で済ませたりするとか。あるいは、最初はディズニーランドや水族館、映画やミュージカルに行ったけれど、今はショッピングモールをぶらぶら、近所を散歩することが多いなど。

彼氏がデートにお金と手間をかけなくなったら、本気度が落ちていると見ていいでしょう。付き合って1か月内でこういう状態だと、彼は「付き合ってみたけれど、やっぱり違った」と思っている可能性が高いです。

彼氏とどこで会って何をする?

本命 見極め 本気度 本命彼女

彼氏と会う時、どこが待ち合わせ場所になりますか? また、彼氏と会って何をしますか? この二点でも、付き合い始めの彼の本気度をはかることができるでしょう。

待ち合わせ場所が繁華街や定番のデートスポット、あるいは彼女の家の近くであれば、それほど心配することはないかもしれません。でも、彼氏の最寄り駅や自宅に呼び出されるとか、彼の勤務先の近くなど、彼氏にとって都合の良い場所ばかりを指定されるなら本気度を疑ったほうが良さそうです。

また、二人で会って何をするのかも大事です。食事やおしゃべり、映画、ゲーム、カラオケなど、一緒に楽しめることを提案してくれる彼は大丈夫。一方で、会ってロクに話もしないで抱き着いてくるとか、「ホテル行かない?」とすぐ誘ってくるようであれば注意が必要です。彼はもうあなたのことをそれほど大切に思っていないかもしれません。

本気で好きな彼女なら、抱き合いたいと思っても一番に欲望をむき出しにはしないはず。付き合い始めは特に、彼女に嫌われないようにとガツガツしないのが普通です。彼が性欲を満たすことばかり考えているなら、関係を見直す必要があります。

LINEが既読スルー、未読のまま放置

本命 見極め 本気度 本命彼女

彼氏がLINEを既読スルーする、あるいは未読のまま放置するのも本気度が落ちている証拠。ただし、接客業や運送業、医療関係など勤務中にスマホを一切触れない仕事もあるので、彼氏の勤務内容とライフスタイルはよく把握しておく必要があります。

たとえば、2日以上前に送ったメッセージがほったらかしなら明らかに危険信号ですが、朝に送ったメッセージが夕方の時点で既読スルーなら、夜まで待ったほうがいいかもしれません。

また、未読で数日LINEが放置される場合は、彼氏からブロックされている可能性があります。これは残念ながら、彼がキチンとした話し合いをしないでお別れを選んだという意味。失礼で一方的な別れ方ですが、そんな彼を追いかけても得るものはないでしょう。ハズレだったと割り切って新しい出会いを探したほうが賢明です。

彼氏の本気度が低いとわかった場合

付き合ったはいいけれど、彼はどうやら本気じゃないらしい。そう気づいたら、彼を本気にさせるべく奮闘するか、あるいは諦めて別れるかの二択です。付き合って1か月程度であれば、たとえお別れしても心の傷は浅いはず。未練も残りにくいのであまり迷わないほうがいいかもしれません。

あるいは、ずっと片思いを続けてやっと付き合えた彼氏なら、もうひと踏ん張りして夢中にさせるのもアリです。彼が好きなものや興味のある分野に理解を示し、彼と同じ視点を持てば心の距離が縮まる可能性も。

いずれにしても決断するのは自分です。「彼が何とかしてくれる」「彼の気持ちはいずれ変わるはず」と一方的に期待しても難しいでしょう。自分が幸せになれることを一番に考えて、後悔のない判断を下すことが大切です。


©SolStock/Gettyimages
©Bloom Productions/Gettyimages
©Westend61/Gettyimages

※2020年6月19日作成