着るとゴツく見える!?…肩幅広めさんは避けたい「NGファッション」 ♯94
【スタイリストの体型カバーテクニック術】vol. 94
丸首ノースリーブトップス
ここ数年はユニセックスな丸首トップスが非常に人気です。なかでも丸首のノースリーブトップスは前年と同様に大人女性を中心に高い支持を得ています。シンプルできちんとした印象を与え、二の腕のほど良い露出が女性らしいラインを表現できて良いのでしょう。ただ、肩幅広めさんがこの丸首ノースリーブトップスを着ると肩のラインだけが思い切り強調されてしまうのでオススメできません。
肩幅が広い方はできるだけ横に広がるタイプのボートネックや浅めのVネックでデコルテを露出させるほうが肩幅の広さが目立ちません。もし、どうしても丸首のノースリーブトップスを取り入れたいという場合は、首がつまり過ぎていない、ゆとりのあるネックライン選びましょう。さらにオーバーサイズシャツを羽織って、肩のラインをカバーすれば上手に着こなせますよ!
フリルスリーブ
かわいいフリルデザインのついたブラウスやトップスも、肩幅広めさんにとっては相性の良くないものになります。残念なことに服のデザインのかわいさに対し、肩ががっしりしていると余計にゴツく見えてしまうのですね……。ですが、全てのフリルデザインがNGというわけではないのです。
あまり広がりすぎない落ち感のあるフリルブラウスならOK。かつ胸もとはカシュクールデザインだとなお良いです。カシュクールトップスは肩のラインに視線が集中しにくく、袖がフリルであっても上手に着こなすことができますよ。素材はジョーゼットやシフォンなどの柔らかいものを選ばれるのがオススメです。
マッチしにくいアイテムも工夫を凝らせばOK!
今回ご紹介した2アイテムは安易に着ると「あれ!? 似合わない!」とガッカリしてしまうのですが、だからといって絶対に着られないというわけではありません。それこそ、工夫を少し凝らして似合うシルエットや素材、デザインを選べば着られますし、重ね着をすればカバーも可能!
ぜひ、これらのポイントを踏まえ、お買い物の参考になさってみてくださいね。