コロナ禍がきっかけで…不倫男性が関係を終わらせたいと感じたLINE3選
1:「収束したら、会いましょう」
「1年不倫している以前の取引先の女性から、都内で新型コロナの感染が広がり始めたときに『収束するまでは会いません。収束したら、また会いましょう』とLINEが届きました。
正直、ふたりの関係に不満はなかったのですが、僕は離婚してまでその人と一緒になるつもりはまったくないし、どこかで終わりにしなくちゃって思っていたんですよね。
なので、そのLINEが届いたとき『このまま、終わらせたほうがいいな』って直感的に思いました。本人には『そうだね。それまで元気で。気をつけてね』って返事をしましたけど、そのままその子のアカウントをブロックしたので、もう連絡を取ることはないと思います」(45歳男性/IT)
大人の関係では、別れの言葉がなくとも、関係が終わることもありますよね。この女性の真意はわかりませんが、男性としても「別れるなら、今だ」と決意しやすかったのでしょう。
2:「しばらく実家に帰るね」
「飲み会で知り合った20代前半の子と、数か月不倫関係にありましたが、コロナの問題が出てきてデートどころではなくなってきた頃に、その子から『バイトが減らされてしまい生活ができないから、しばらく実家に帰るね』とLINEで連絡がきました。
今思えば、僕に金銭的援助をしてもらいたかったのかもしれないけれど、正直、僕にはそんな余裕はありませんでした。
どちらにせよ、恋愛と言うよりはセフレみたいな関係だったので、もうこのまま会わないほうがお互いのためだと決心しました。
今では、その子からLINEが来る頻度も下がっていますので、このまま自然消滅になると思いますね」(40歳男性/飲食店経営)
物理的な距離で関係が変わるのは、男女間ではよくある話。非常事態も加わって、不倫相手との関係を清算する男性も少なくないでしょう。
3:「今日はこんなことしてました〜」
「不倫相手と会えなくなって、2か月目です。一応、LINEは届きますが、会わない時間が長くなったことにより、波長がズレてきたというか、共通の話題が減ってしまい、LINEをしていても楽しくありません。
最近その子は、買い物以外は家から出ていないようで、その日の報告も単調で返事に困る内容ばかりに……。『テレビ見てたら、専門家がこう言ってた』とか『今日はベランダに出て、ヨガをした』とかそんな話ばかりで、正直僕にはつまらないんです。
そもそも、お互い性欲の解消を目的に付き合い始めただけだったので、それができない関係になったら、何を話していいのか分からないんですよ。
しばらくはデートもできないだろうから、このまま自然消滅したほうがいいなと思い、返事の頻度を落としています」(37歳男性/サービス)
カラダの関係だけで繋がっていた不倫カップルほど、「会えない時間」によって心の距離が生まれるのでしょう。これを機に関係を終わらせようと考える男性もいるようです。
非常事態に不倫関係を清算した人も少なくないと聞きますが、1通のLINEがそのきっかけになる場合もあるようです。
いずれにしても不倫は褒められた行為ではないので、この機会に終わりにできれば、それに越したことはないでしょう。
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※ 2020年5月23日作成