疲労は“あくび”で取れる!…今知りたい「自律神経の簡単な整え方」

まとめ構成・小田原みみ — 2020.5.5
なんとなく不調という方、多いのではないでしょうか? もしかしたらそれは自律神経の乱れからきているのかもしれません。過去にananwebで好評だった自律神経の整え方をまとめました。

外出自粛、おこもり生活で知らぬうちにストレスが溜まり、自律神経が乱れがちという方が多いのではないでしょうか? そこでananwebで好評だった自律神経の整え方をまとめました。

自律神経の疲れをとる食べ物

活性酸素除去に欠かせない!「イミダペプチド」

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「ストレスで自律神経が過活動になると脳細胞が大量の酸素を消費し、細胞を酸化させる“脳のサビ”、活性酸素を排出します。このサビで細胞機能が落ちると自律神経が全身にアラートを出す。これが疲労の正体です」

ヒスチジンとβ-アラニンという2つのアミノ酸からなるイミダペプチドは活性酸素を除去する効果大。「しかもイミダペプチドは脳内で合成できる。元となる栄養を摂って脳に届ければ、抗酸化力が続くというわけです」。特に多く含まれるのは鶏むね肉。「含有量が高いので1日100g摂れば十分」。豚ロース肉、マグロもおすすめ。

梶本修身先生 「東京疲労・睡眠クリニック」院長として活躍する疲労回復の専門医。近著に『疲労回復の名医が教える誰でも簡単に疲れをスッキリとる方法』(アスコム)。

※『anan』2020年4月29日号より。イラスト・かざまりさ 取材、文・大澤千穂

※2020年4月25日作成


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自律神経を整える“9つの生活習慣

朝起きたらコップ1杯の白湯を飲む。

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眠っていた胃腸に水分が入ることで、体内の時計遺伝子のズレをリセットでき、カラダが朝を認識。腸の働きも良くなる。冬場、胃腸を冷やさないためには、白湯がおすすめ。

小林暁子先生 内科医、「小林メディカルクリニック東京」院長。長年、便秘外来を行う。米国の腸関連の最新医療や、漢方を取り入れるなど、QOLを向上させる総合的な医療を提案している。
※『anan』2019年2月6日号より。イラスト・山中玲奈 取材、文・板倉ミキコ
※2019年2月3日作成


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自律神経が整う簡単エクササイズ

あくび呼吸

あくびをしながら体側伸ばし。横隔膜がゆるゆるに。

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(1)椅子に浅めに座り、肩の力を抜く。両手を頭上で組み、上半身を引き上げるように伸ばす。あくびをしながらカラダを左側に倒し、体側を伸ばす。心地いい場所まで倒し、「フア~ア」と声を出してあくびを出しきる。
(2)カラダを中央に戻し、反対側も同様に。左右3回ずつ繰り返す。

藤本 靖さん ボディワーカー、環境神経学研究所代表。『脳幹リセット~人付き合いが楽になる神経の仕組み「赤ちゃん力」』(講談社)が来月刊行。
Tシャツ¥5,900 リバティ柄ショートパンツ¥7,500(共にナージー/ジュンカスタマーセンター TEL:0120・298・133)
※『anan』2019年8月28日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・白男川清美 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・莉帆 取材、文・板倉ミキコ
※2019年8月23日作成


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自律神経を整えて体調を万全にしよう!

なんとなくの不調はもしかしたら自律神経の乱れからきているかもしれません。あなたに合った自律神経の整え方を見つけてください。