見られても問題ナシ!? 不倫カップル「秘密の暗号」LINE

文・並木まき — 2020.5.2
不倫カップルの中には、関係がバレないよう、やり取りに色々と工夫をしている人もいるようです。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんなカップルの秘密の暗号LINEを3つご紹介します。

1:斜め読みにメッセージを仕込む

「彼女と同棲中の彼と付き合っています。その彼女は今無職で、仕事に就いたら別れる前提だと聞いています。

だけど、そんなときに私と付き合っているのが彼女にバレたら面倒だってことで、暗号を入れたLINEを送ることもありますね。

最近では、“斜め”に読むとメッセージが隠されているLINEにハマっています。芸能人のインスタで“縦読み”メッセージが隠されていましたが、あれの斜めバージョンです。

“あいしてる”“だいすき”といった言葉が、メッセージの右上から斜めに読むと隠れているんです。メッセージを作るのにも頭を使うんですけど、ゲームみたいで楽しいですよ」(33歳女性/PR)

縦読み暗号を応用して、斜め読みにチャレンジしているカップルもいる模様。確かに、ぱっと見では、愛のメッセージが隠れているとは思いにくいですよね。

2:数字で暗号化

「昔、ポケベルで使われていたという数字の暗号をネットで知り、最近、不倫相手とは数字を使ってやりとりするようになりました。

ベタな“14106(アイシテル)”は、あまりにも有名すぎるので、誰に見られてもいいようにこれを逆さにして送っています。“60141”って書いてあれば、ぱっと見は何かのコードに見えるので、愛のメッセージには見えないはず。

不倫相手は同じ会社の女子なので、もし妻にLINEを見られたら『仕事で使うコードナンバー』と言えるので問題ありません」(34歳男性/団体職員)

数字を文字読みする暗号は定番だけれど、そこにひねりを入れて、逆読みも加えているとなると、簡単には解読できませんよね。不倫カップルにとっては、バレにくい暗号LINEとして使いやすいのでしょうね。

3:花言葉で愛情表現

「僕の不倫相手はガーデニングが好きなので、花言葉に詳しいんです。そのスキルを活かし、不倫がバレないように、愛のメッセージは花言葉で送ってくれるんです。

例えば、彼女がよく使うのは「スイセン」なんですが、スイセンは“報われぬ恋”といった切ない意味のほかに、“希望を捨てない”みたいなポジティブな意味もあるようで、僕に会いたくなると『そろそろ黄色いスイセンを植えたいな』とLINEしてきますね。

ちょっと文学的で知性を感じるから、そんなやりとりが密かに気に入っています」(44歳男性/会社役員)

花言葉は、同じ花でもいろいろな解釈があるので、カップル間であらかじめ意味を共有しておけば、暗号的に使えるメッセージにできそうですね。

その努力を別のことに使えないのか、と思わないでもないですが……。

以上、「不倫カップルの秘密の暗号LINE」をご紹介しました。

あなたの身近にいる人も、もしかしたらこんなメッセージを送り合っているかもしれません。くれぐれもお気を付けくださいね……!

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